平成25年度の出来事

出来事

平成25年度 修・卒業式

 鹿島中学校の体育館をお借りして、平成25年度の修・卒業式が盛大に行われました。

 今年は24名の卒業生を、無事送り出すことができました。たくさんの方々のご支援・ご協力、そして何よりも、子どもたち一人ひとりの頑張りがあったからこそ、今日の日を迎えることができたのですね。

 ご来賓の皆様、保護者の皆様、ご支援いただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。  


  「雨降る日があるから 虹が出る
                苦しみぬくから 強くなる」
 卒業生からの最後の歌「ふるさと」の歌詞です。
 校長式辞では、この歌詞のように、困難を乗り越えて、未来を生きること。子どもたちはその未来を担う宝であること。前を向いて頑張ってほしい。と、最後のメッセージがありました。
 感激の涙いっぱいの卒業式でした。
 
                卒業、おめでとうございます。
             君たちの未来に、幸せあれ・・・。 

卒業生を送る会

 鹿島中学校の体育館で、卒業生を囲んで楽しいゲームが行われました。
 種目は、「ふやし鬼」「しっぽとり」「ドリブルリレー」の3種目でした。
 6年生が本気で走る姿は、迫力もあり、在校生にとってあこがれの姿でもあります。同時に、もうすぐお別れかと思うと、寂しさがこみ上げてきました。
 卒業まであと8日。どの学年も、6年生との最後の思い出ができたようです。
 今回の企画・運営は、5年生が担当しました。
卒業生のみなさん、小高小学校の伝統は、在校生が立派に引き継いでいきます。
 安心して中学校に進んでいってくださいね。

おはなしのへや

 みんな楽しみにしている「おはなしのへや」も、今回で最終回となりました。
 今年は全部で4回開かれ、ボランティアのお母さん方のアイディアは、いつも子どもたちを笑顔にしてくれました。
 今回の目玉は、絵本に合わせた劇「さるのおいしゃさんとへびのかんごふさん」でした。
 それぞれの動物に扮したお母さん方。
 なんと、着ぐるみ!
 息もぴったりの動きにみんな釘付けになり、笑い声が響きました。
 1年間ありがとうございました。
 来年も楽しみにしています。

授業参観・学級懇談会

 今年度最後の授業参観でした。
 1年生・2年生・あおぞら学級は、できるようになったことの発表でした。
 3年生は、総合学習で調べてきた地域の行事や伝説の発表をしました。
 4年生は、二分の一成人式で、証書授与や学習してきたことの発表を行いました。(右写真)
 5年生は、職業体験出前講座に参加し、講師の先生と一緒に「フラワーケーキ」を作りました。
 6年生は、国語で、一人一人が心に残った名言と自分との関連を発表しました。
 どの学年も、保護者の皆様に、子どもたちの一年間の成長を見ていただくことができたと思います。

 参観後の学級懇談会では、おいしいお菓子や飲み物とともに、和やかな雰囲気で話し合いが進んでいたようです。
 参観・参加ありがとうございました。

 今年度も残りわずかです。
 次の学年に気持ちよく進級できるように、最後まで子どもたちを助け、見守っていきたいと思います。

大雪!!

 週末の大寒波で、ここ小高小学校仮設校舎にも大雪が降りました。
 その深さおよそ40センチ!

 子ども達は大喜び、先生方は大忙し! 鹿島中学校の広い校庭、一面に広がる真っ白い雪景色には、思わずダイブしたくなるほどでした。

 安全運転で送迎していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

サイエンス講座

 いわき明星大学の先生と学生さんが、5・6年生を対象に、サイエンス講座を開いてくださいました。
  今日の実験は2つありました。酸化還元反応を利用した不思議な色水「インディゴ反応」。そして、昆布の成分から作る「人工イクラ」。目の前で起きる不思議な反応に、みんな声をあげて驚いていました。
 実験用のゴーグルをかけて、小さい科学者になった子ども達は、慎重に水溶液を作り、見事実験は大成功でした。
  これを機に、そのおもしろさに気づき、科学に興味をもつ子が増えてくれれば、と思います。

走ろう会

  震災後初の走ろう会。鹿島中学校の周りの道路を、低学年は800m・中学年は1000m・高学年は1200m、精一杯走りました。
  長い距離を走るのは、本当に久しぶりの子ども達。最後まで歩かずに走ることを目標に、みんな頑張りました。
  目指せ、体力向上!

学習発表会

 鹿島中学校さんの体育館をお借りして、学習発表会が行われました。
 今年も全校生で行われた鼓笛隊では、小高小学校の校歌を堂々と演奏し、広い体育館いっぱいに響き渡っていました。
  どの学年も、音楽・体育・演劇など、練習の成果を立派に発表し、成長した姿を見せてくれました。
  保護者の皆様を始め、多くの方が来てくださいました。参観、応援、ありがとうございました。

小高区5校夏祭り

  今年は鹿島区のさくらホールで行われました。
 「宇宙」をテーマとして、水ロケットをはじめ、宇宙に関連したコーナーで楽しみました。対談や講演もあり、宇宙の偉大さを改めて実感しました。
  小高区をバスで回る企画では、避難先から参加した方も見られ、良い交流の場になったようです。

ODAKA OTARU サマーキャンプ

 4日間にわたり、48名の児童が、小樽の大自然で思いっきり楽しみました。
  この旅行は、昨年度マスクを支援していただいた、堀内奎井子様からのご招待です。
  海水浴をはじめ、小樽市立色内小学校との交流など、普段できない経験をたくさんさせていただきました。
  地元の新聞・テレビにも取り上げていただき、本当にたくさんの方たちに見守られ、この旅行が成り立ったのだと思うと、目頭が熱くなりました。
  「この感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張っていこう。」みんながそう思えた4日間でした。
  本当に本当に、ありがとうございました。

小高区音楽祭

 今年の音楽祭は、ピアニストの浅野稔子さんをお迎えして、ピアノ鑑賞と全体合唱を行いました。
  浅野さんは、大田区のボランティアさんからの紹介で、昨年もお越しいただいています。本当にありがとうございました。
 クラシックをはじめ、各学校の校歌やアニメの歌など、数々の演奏で楽しませてもらいました。 即興での作曲や急なリクエストにも応えていただき、プロの「技」も見せていただくことができました。
  「いのちの歌」「花は咲く」は、観に来てくださった地域の方も一緒に歌っていただき、会場が一体となった気がしました。 

市陸上大会

 雲雀ヶ原陸上競技場で、23名の6年生が、それぞれの種目に出場しました。
 仮設校舎での練習は、場所も道具も思うようにいかないものでした。練習時間も、登下校のバスに合わせ、十分とは言えないものでした。
 そんな環境にも負けず、南相馬市の小学生の一員として堂々と参加した6年生は、立派でした。

小高区4校合同運動会

  気持ちのいい青空の下、全部で18の種目が行われました。
  元気のよい1年生の「開会の言葉」で幕を開けた運動会は、どの種目も本気で頑張る子どもたちの姿が見られました。その姿には、いつでも感動させられます。最後の「全校リレー」では、みんな声がかれるまで応援していました。
 また、子どもたちだけではなく、親子種目での保護者の皆様の笑顔も印象的でした。
  「白561対赤542」の僅差で幕を閉じた運動会。来賓の皆様や、卒業生の参加もあり、地域全体での運動会になったように思います。ありがとうございました。

図書室オープン

   4月に完成した新仮設校舎に、待ちに待った図書室がオープンしました。
  図書館司書の西先生と、図書ボランティアのお母さん方のすばらしいアイディアで、やっとこの日を迎えることができました。ありがとうございました。また、本を寄贈してくださった、多くの方々にも、感謝申し上げます。
 本の貸し出しも、以前の小高小学校と同じ、バーコードシステムです。図書委員の5・6年生が貸し出しを行う姿に、「学校らしさ」が戻ってきたことを実感しました。

 この図書室は、4校合同で使います。子ども達の読書の場だけでなく、良い交流の場にもなることを願います。 

入学式

  桜の花も開き、待ちに待った13名の新1年生が入学しました。
  今年の入学式は、小高区4校合同で行われ、多くの在校生・保護者の皆様・来賓の皆様に見守られながら、盛大な入学式となりました。
  これからの未来を担う小高っ子たちを、全力で見守り、育て、応援していきたいと思います。
  平成25年度も、よろしくお願いします。