こんなことがありました!

出来事

ずっと忘れない!

 今年も離任式の日が来ました。今回は8名の先生方が小高区4小学校を退職・転勤することになりました。8名の先生方はそれぞれの立場で4校の子ども達のために日々ご尽力していただきました。(金房小は校長先生と2名の先生方がご退職。保健の先生と事務の先生が南相馬市の小学校へ転勤となりました)
 式では転勤・退職される先生方からの挨拶をいただき,代表児童から送別の言葉や花束贈呈がありました。保護者の方々にも多数参加していただき,先生方が子ども達からも地域からも愛されていたことが良くわかりました。外での見送りも花束を手渡したり握手をしたり,記念写真を撮ったりと分かれを惜しみながら最後の時間を過ごしていました。
 4月からの先生方の新しい生活が幸多きものになるようにお祈りするとともに感謝の気持ちをいつまでも忘れずにしていきたいと思います。ありがとうございました。 

仮設校舎のお引越し

 5年間子ども達を見守ってくれた仮設校舎から,小高区の本校舎への引っ越し作業が本格的に始まりました。小さな仮設校舎でしたけれども5年間の子ども達の思い出がたくさん詰まっているので,想像以上の荷物でした。今回は運送会社のお世話になったのでスムーズに作業は進んでいますが,1日だけではすみそうもありません。荷物が無くなった部屋はがらんとしていて「こんなに広かったんだ」と感慨深く眺めている先生もいました。
 4月には取り壊しの予定がある仮設校舎ですが,最後まで大切にしていきたいです。

旅立ちの日

3月23日,いよいよ卒業式です。小高区の4つの小学校が合同に運営し始めてから初めての卒業式です。そして鹿島区にある仮設校舎では最後の卒業式になります。
 小高小学校14名,福浦小学校8名,金房小学校は6名,鳩原小学校は1名が卒業しました。
 6年生29名は,校長先生から一人一人が立派に卒業証書をいただき,呼びかけや式歌でははっきりとした声でメッセージを伝えることができました。特に「旅立ちの日に」の合唱は,最高のハーモニーを奏でることができました。
 4月からは様々な中学校への進学になりますが,仮設校舎で培った力を発揮して活躍してくれることと思います。

飛べ飛べドローン

 4月になると小高でドローン教室が予定されています。そのPRも兼ねて南相馬市役所の方々が仮設の体育館でドローン体験会を開いてくれました。昼休みの短い時間でしたが,多くの子どもや先生方がドローンを体験しました。今回のドローンは10センチメートル四方ほどの小さなものでしたが,自由自在に空中を飛び回り,宙返りまですることができました。子ども達は初めは慎重に操作していましたが,慣れてくると大胆に操っていました。
 南相馬市は今後ドローンやロボットなどの最先端の産業を開発していく拠点になっていくことが予想されます。小さな頃から最先端の技術に触れることのできる環境はとても素晴らしいと思いました。4月のドローン教室にもたくさんの子ども達に参加してほしいです。

小高の安全見守り隊

4月から小高区で学校を再開するにあたって子ども達の登下校を見守ってくださる「見守り隊」が結成されました。南相馬警察署や小高区の商工会議所,地域パトロールのみなさん,東京電力の社員の方々などたくさんの大人が子ども達の安全確保のために活動をしてくださることになりました。6日には,全校集会時に子ども達を交えた結成式が行われました。警察署長さんをはじめ様々な方からの挨拶をいただき,6年生の代表の子がお世話になりますという事を伝えました。小学生は結成式に参加し,少しでも不安が減っていくように,たくさんの方々の協力があることを知ることができました。 

感謝の集いで感激

 6日(金)の5校時目には,鹿島中学校との感謝の集いが行われました。およそ5年間という長い年月に渡って敷地内に仮設校舎や仮設体育館を建てさせてもらい,小高区の小学校のために様々な人的・物的な支援をしてくださった鹿島中学校の生徒さんや教職員の方々に感謝を伝える会でした。
 小学校側からは感謝の言葉や合唱でお礼の気持ちをみんなで表しました。代表の子からは,校舎を建てさせてもらった感謝や中学生とのかかわりについての思い出などが発表されました。そして,中学校側からは応援団によるエールや吹奏楽部による演奏,全校生徒による南相馬市民の歌などを贈っていただきました。終わりに,両校の校長先生からお話をいただきました。短い時間でしたが,心温まる交流ができました。小高区の小学校の仮設校舎が鹿島中学校にあったという歴史は終わりを迎えようとしていますが,東日本大震災を語る中でいつまでも忘れることのない出来事にしていきたいものです。








1年間の成長を見ていただきました。

 平成28年度最後の授業参観日でした。仮設校舎としても最後の参観日でした。各教室での学年懇談会では仮設校舎での思い出なども語られていました。
1年生 生活科 「もうすぐ2年生」

 1年間の生活や学習の中でできるようになったことを発表する活動を通して,自分たちの成長を振り返ることができました。1年生の成長は素晴らしいものがありました。今ではすっかり小学生として毎日楽しく生活しています。


2年生 生活科 「あしたへジャンプ」

 多くの人びとの支えによって,自分たちが成長していくことに気づき,感謝の気持ちを家族に伝えることができました。いつも元気いっぱいの2年生は,もうすぐ3年生になる喜びを上手に伝えることができました。


3年生 学級活動「なかよし3年生 思い出発表会」

 1年間でできるようになったことや思い出を発表することにより,自分自身の成長に気づくことができました。9名だけの3年生ですが,中身の濃い発表内容でした。見てくださった保護者の皆様にも楽しい思い出が伝わりました。


4年生 総合的な学習の時間 「二分の一成人式」

 家族への感謝を伝えることで自分の成長を振り返り,将来の自分の姿を考えることができました。グループで様々なことを発表したり感謝を伝えたりしながら10年間の自分の人生を振り返ることで大人への折り返し地点をしっかりと心に刻みました。本日頂いた1/2成人証書は4年生の誇りです。

5年生 社会科 「わたしたちの生活と環境」

 森林環境について自分ができることをICT機器を用いて発表することにより,日常の生活を振り返ることができました。地球温暖化防止にもつながる森林環境の保護についての学習は地球に生きる人類共通の問題です。今回5年生はパソコンや電子黒板を活用してみている人に少しでもわかりやすい発表になるように工夫しながら頑張りました。

6年生 総合的な学習の時間 「思い出を発表しよう」

 家族に,6年間でできるようになったことを伝え,感謝の気持ちを持つことができるようにしました。「感謝感激泣いてもいいの会」とネーミングしたイベントを子どもだけの力で立派に運営しました。子ども達から保護者の方への手紙を読むコーナーでは多くの方が涙腺崩壊していました。

一夜一夜に人見頃

 コアティーチャーの橋本先生による今年度最後の授業がありました。6年生では「ありがとう算数!よろしくね数学!」ということで正方形の面積を使って中学校で学習するルートに触れてみました。1平方センチメートルの1辺は1cm,4平方センチメートルの1辺は2cm。それでは2平方センチメートルの正方形の1辺は何センチメートルなのか?ということで電卓を用いながら1辺の長さを探っていきました。小学校では学習しないルート2なのですが,みんな必死に電卓を叩いていました。一番できた子で1.4142135まで見つけました。ものの10分間でしたが凄いですよね。橋本先生からはどこまでも続く小数があること,ルートという記号を使うこと,実は小学生でも円周率などで触れていたことなどを教えていただきました。中でも一番の驚きは1.41421356を覚えなくてはいけないという事でした!衝撃が走りましたが,語呂合わせも教えてもらいました。そうです,「ひとよひとよにひとみご(ろ)」ですね。
 このように難しいと感じていたかもしれない数学に対して,早くやってみたいと感じさせてくださった橋本先生には感謝です。中学校の先生からの刺激は子ども達の知的好奇心を常にくすぐってくれました。1年間ありがとうございました。

久しぶりの子ども達の声

6年生は小高区の本校舎を見学に行きました。バスの関係で福浦・小高小学校コースと鳩原・金房小学校コースに分かれました。
 約6年間子ども達の姿が無かった校舎に響き渡る小学生の声,震災当日のままの職員室や教室,靴箱などを見るとタイムスリップしたような感覚に陥りました。6年生の子ども達は震災当時幼稚園の年長さんで小学校では学習していないのですが,隣接する幼稚園から校舎を見て4月からの小学校生活を夢見ていたり,兄姉の授業参観日についてきて校舎の中を巡った思い出があったり,小学校の運動会にお呼ばれしたりした記憶がよみがえって来たりしたようでした。保健室では「本当だったらここに寝てたのかな」「フカフカのベッドだなぁ」という声も聞かれました。
 小高小学校だけは4月からの再開を見越して工事が進んでいました。真新しい教室やトイレ,緑一面の校庭などが小高区の復興を印象付けてくれました。せっかくの機会だったので,短時間ですが人工芝の校庭での初遊びもさせてもらいました。
 それぞれの学校にはそれぞれの事情がありますが,自分たちの母校であるという感覚は持てたようでした。市のみなさんが今まで清掃をしたり除草をしたりして地域の宝物である小学校を維持管理してくれていました。いつの日か子ども達の声が毎日のように聞ける学校に戻るまで,大切にしていかなくてはならないと感じた見学になりました。

3月3日に向けて

 3月3日に鹿島中学校にて「感謝の集い」を行う予定です。小高区4小学校の子ども達は,今まで体育館や家庭科室,敷地を使わせていただいたり中学生にもいろいろな場面でお世話になったりしました。そのお礼を伝える会になります。本日はその「感謝の集い」に向けて鹿島中の体育館で練習を行いました。久しぶりの鹿島中学校の体育館はやはり大きいなという感想でした。1年生は初めて入った子も多いので仮設の体育館との違いに驚いていたかもしれません。司会や感謝の言葉を担当する子は全体練習の後も練習を行って本番の動きを確認しました。当日は鹿島中の生徒のみなさんからもエールなどを送っていただけるという事なので今から楽しみしています。
 いよいよ残りが少なくなってきた仮設校舎での生活ですが,一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

引っかからずにジャンプしよう

 先週は,なわとび大会が行われました。各学年ともに持久跳びと二重跳びや交差跳びなどに挑戦しました。友達と比べることも大切ですが,自分の目標に向かって挑戦することが目標となっています。16日に行われた高学年の大会では学年対抗長なわとび大会も行われました。1回目は同じ回数で引き分け,2回目はどちらも200回越えのハイレベルな戦いになりましたが,5年生が勝利しました。6年生の惜しさと言ったら文字で表現できるレベルではありませんでした。もう一度挑戦し,絶対勝つという闘志がわいたようでした。
 冬の定番スポーツのなわとびですが,スモールステップで目標を持ちながら行ったのでみんな本気で取り組むことができました。これからも体力向上に向けて継続していきたいです。

心のすれ違いについて考えた

 13日に行われた2月第1回目の全校集会も校長先生の読み聞かせでした。今回も,宮西達也さんの絵本を取り上げ友達との心のすれ違いや葛藤について考える機会としました。特に高学年にとってに友達との付き合い方は常に存在する悩みでもあります。みんな神妙な面持ちで読み聞かせに聞き入っていました。一冊の本を通してみんなで考える機会はとても有意義なものになりました。
 また,書き初め展の表彰もありました。特選に入賞した人に代表で賞状を受け取ってもらいました。生徒指導主事の先生からは,2月の生活のめあての確認と,言葉づかいについてのお話がありました。
 2月のめあて
「寒さに負けずにがんばろう」

3名の希望の星☆

 4月から小高区の小学校には3名の新入生が入学する予定になっています。今日は,新入生入学説明会とともに,体験入学も行われました。本日は2名のお友達が,1年生教室で小学校生活にほんの少しではありましたが,触れることができました。6名の1年生は今日のために事前の準備を一生懸命に行い,ワクワクして5時間目が来るのを待っていました。お互いはじめは緊張していましたが,自己紹介をしたりお買い物ごっこをしたりするうちにだんだんと打ち解けていくことができました。終わり頃には予定になかったハンカチ落としのゲームも行いました。
 この活動を通して,学校代表として新入生を歓迎することができた1年生には,自信がみなぎっていましたし,2名のお友達も4月からの小学校生活に思いを膨らますことができたのではと感じました。
 3名の新入生のみなさん,次は小高区の本校舎で会いましょうね!

雪だからこそ元気!

 昨晩からの雪のため,校庭も道路も真っ白になりました。みぞれ混じりの雪だったため,かなり水分が多かったのですが,浜通りの子ども達にとってどんな雪でもうれしいものに変わりありません。休み時間にはさっそく校庭に飛びだして,遊ぶ姿が見られました。靴や運動着がドロドロになってしまったようですが,それ以上の楽しみを感じていたようです。校舎前の校庭には用務員さんが「ネバーギブアップおだか」と雪上文字を書いてくれました。残り少ない仮設校舎での生活ですが,また一つ楽しい思い出ができました。

オニをやっつけろ

 児童会主催の豆まき集会がありました。心の鬼を退治するために全員で体育館に集まって楽しく活動できました。
 各学年の代表による心の鬼の発表では,「恥ずかしがりオニ」「なまけものオニ」「忘れん坊オニ」などの追い出したい鬼が発表されました。また,学級ごとに直していきたい内容も発表されました。「怒りん坊オニ」「意思表示ができないオニ」など各学級でよくしていきたい内容が出されました。自分のことを振り返る意味でも大切なイベントになっています。
 図書委員会からは,豆まきや節分の由来を分かりやすく発表しました。体育委員会と美化園芸委員会は楽しいゲームを準備しました。「オニジャンケンピラミッド」や「オニは外ゲーム」はどちらも楽しくみんな笑顔で交流することができました。
 最後に年男年女の5年生による豆まきを行いました。「鬼は外!」「福は内!」の掛け声を元気に掛け合いながら豆をまきました。みんな必死に豆をキャッチしたり拾ったりしていました。
 暦の上では,明日から季節は春ですが,またまだ寒い日が続きます。今日追い出そうとしたオニのことを考えながら残りの日々も有意義に過ごしていきたいものです。

ダンスって楽しいな

 今年度2回目のavexさんによるダンス教室が開催されました。今回はダンサーのKyohei先生がE-girlsの「Dance wite me now!」の踊りを教えてくださいました。
 はじめはぎこちない動きでしたが,ポイントを押さえた指導をしてくださったので子ども達もだんだんと気持ちが盛り上がってきて,音楽に合わせて体を自然と動かすことができるようになりました。発表の段階では,みんな進んでステージに上がり切れの良いダンスを披露しました。見ている側も大いに盛り上がりました。普段は落ち着いて生活している6年生もはじけた感じで参加することができ,素晴らしい体験をすることができました。Kyohei先生が最後におっしゃっていたように,「これからも音楽に合わせて体を動かすことから踊ってみよう」ということができそうな感じがしました。今回は1~4年生,5・6年生に分かれて実施したので,全員で踊る機会などができれば素晴らしいと思いました。未来のE-girls,EXILEを目指す子が出てくるかもしれませんね。

校長先生の読み聞かせ

 今回の全校集会では,校長先生が宮西達也さんの「トラネコとクロネコ」の読み聞かせを通して,本年度の重点目標である「見つけよう 自分のよさ 友だちのよさ」についてそれぞれが考える機会を作ってくださいました。
 この絵本は,トラネコの「たま」とクロネコの「ブルース」の掛け合いの中でお互いのちがいを感じたり,よさを認め合ったりするお話です。今年度のまとめも近づいているこの時期にピッタリのお話でした。子ども達も,めったにない校長先生の読み聞かせという事で真剣に耳を傾けていました。今年度中にもう一度読み聞かせをしてくださるという事なので,今からどのような作品を紹介していただけるのか楽しみです。

52日間のスタートです

 52日間の3学期が始まりました。初日の10日(火)には第3学期始業式が行われ,みんな元気に新年のあいさつをすることができました。校長先生からは,「酉年」のお話をしていただきました。5年生と6年生に酉年生まれがいるのでみんな興味深く耳を傾けていました。6年生は3月には卒業式を迎え,その他の学年も仮設校舎での生活は最後になります。短い時間ですが,なわとび大会や豆まき集会,6年生を送る会などが計画されていて,楽しい学校生活になることと思われます。もちろん勉強に運動に力を発揮していくことも大切になります。
 保護者の皆様にも多くの場面でお世話になることが予想されます。今年も小高区4小学校をよろしくお願いいたします。

3学期もがんばるぞ

 第3学期の始業式では3名のお友達から冬休みの思い出と3学期のめあてについての発表がありました。
 2年生からは小高区のイルミネーションを見に行って大変きれいで感動した思い出と,早寝早起きをすること,国語と算数のテストで100点をとることを目標に頑張ることが発表されました。4年生は,毎日なわとびを頑張ったけど,なかなかお手伝いをすることができなかったという冬休みの生活の様子とともに,計算となわとびを頑張っていきたいという3学期のめあてを発表しました。6年生は,「自分ができることを考えて行動する」という目標を発表しました。委員会活動や日々の生活や卒業まで学級としてみんなで頑張っていきたいという決意を表明していました。
 発表した以外の子もみんな新年の抱負をしっかりと持っているようです。めあてを立てるだけではなく,達成できるように振り返りながらこれからの学校生活を送っていけるように励ましていきます。

お話のプレゼント

 今年度2回目のお話の部屋が行われました。今回もボランティアの方々から楽しいお話を聞かせてもらいました。
 会の初めは,みんなが大好きなアニマル劇場です。今回はPPAPの替え歌やSMAP解散ネタなどが入っていてとても盛り上がりました。そして,読んでくださった本は「ドングリドングラ」「でんでんむしのかなしみ」「ゆきうさぎのおくりもの」「これなんてよむ どうぶつのかんじ」「はつてんじん」の5冊です。「でんでんむしのかなしみ」は,美智子皇后さまが幼少期に読んで印象的だった本だそうです。「これなんてよむ どうぶつのかんじ」は,「河馬…カバ」「海鼠…ナマコ」など珍しい漢字の読み方をたくさん知ることができました。「はつてんじん」は,楽しい落語のお話でした。この楽しい時間は子ども達にとって,ちょっと早いクリスマスプレゼントになりました。

税金の大切さを知りました

 5校時目に6年生は,租税教室を行いました。相双地区法人会の方々が講師として来てくださいました。子ども達は税といえば消費税くらいしか知らないので,税が何に使われているのかはっきりしていない状態でした。
 今回は分かりやすいアニメや楽しいクイズを通して,税の大切さを知ることができました。信号機や消防署などを見る目も変わりましたし,3学期の社会科の学習にもつながる素晴らしい活動になりました。最後に1億円のレプリカを持たせてもらい,その重さに驚きました。

動けない,見えない,歩けない…

 7日(水)に,5年生と6年生は体育館で介護教室を行いました。初めに南相馬市のお年寄りの方々の現状を教えていただきました。一番の驚きは,震災後全体の人口や子どもの数は減っているのにお年寄りの方々の人口は増えているという事です。つまり,高齢者の割合が高くなってきているという事でした。
 次に,手足にサポーターや重りを装着して動きを制限し,お年寄りの方々が移動するのにどれだけの苦労があるのかを体験しました。この体験を通して,お年寄りの方々の脇を乱暴に走り抜けたり,ぶつかったりすることがどれだけ危ないことなのかを考えることができました。さらに視界を狭くする体験では,視野の狭さが歩くことの妨げになることを実感することができました。車いす体験では,2人組になって障害物を乗り越えたり直角に曲がったりする練習をしました。
 この活動を通して,お年寄りの大変さを知ったり,少しでも力になってあげたいという気持ちをもつことができたりしました。

参観日も頑張りました

 冬休み前の授業参観日がありました。各学年ともお子さんの成長した姿をお見せすることができたと思います。
1年生 体育「体つくりの運動」
 多目的室でみんな元気に移動したり,跳んだりするなど多様な動きをしました。6名の1年生は全員楽しみながら運動することができました。

2年生 算数「九九をつくろう」
 2年生の算数で大切なかけ算九九の学習です。九九の習得は,これからの算数ができるか苦手になってしまうかの大きな分かれ道です。2年生は,みんな1の段から9の段を正しく唱えることができていました。

3年生 算数「分数」
 算数が得意な子でも大きな壁となってくるのが小数と分数です。今回はこの分数の学習の様子を見てもらいました。分数の大きさは単位分数(1/5など)の何個分で表すことを理解することができました。

4年生 学級活動「生活習慣病と食生活~朝ごはんで健康な生活を~」
 養護教諭と栄養教諭にも入っていただき,健康な生活をするには,正しい食習慣が大切であることを学習しました。話し合いを通して,自分の改善点や改善法を具体的に考えることができました。
 

5年生 体育「陸上運動(走り高跳び)」
 体育館で走り高跳びの学習をしました。上体を起こして踏み切り,振り上げ足を高く上げて跳ぶことを目標に一生懸命取り組みました。ビデオで自分の姿を確認し,より良い跳び方ができるように工夫しながら練習していました。

6年生 学級活動「いのちのはじまり~生命誕生~」
 相双保健所から保健師さんが来てくださり,思春期講座として生命誕生について詳しく教えてくださいました。みんな命の大切さが分かり,自分や友達の命を大切に考えることができました。さらに,思春期の体・心の発達を理解することができました。

おじいさん,おばあさん元気でね

 3年生と6年生が鹿島区にある老人ホーム「万葉園」で体験活動を行ってきました。3つのグループに分かれてそれぞれの計画にもとづいて活動しました。しかし,実際に老人ホームの方々と触れ合いを始めてみると,なかなか思うようには動けませんでした。自分たちが予想していた反応ではなく思いもよらない姿だったため,固まってしまう子が続出しました。そのような中でも機転を利かせて話しかけたり簡単なゲームをしたりしながら次第に打ち解けていく子どもも見られました。うまくいかなくて心が折れかけている子もいましたが,自分たちの計画の甘さなどを確認することができ,今後の活動に生かせる経験をすることができました。
 終盤の全体合唱では大きな拍手をもらい,最後は握手をしながらお別れをすることができました。大成功とはいかなかった活動ですが,もう一度行ってみたい,もう一度計画したいと思わせるような未来につながる活動になりました。6年生は中学生になってから,3年生は次年度以降,今日の経験が必ず役立っていくと考えられます。

なわとびで体力増進

 12月になったので,はりきりタイムが模様替えをしました。今まではマラソンを中心に行っていたのですが,今月からは縄跳びを中心に体力づくりをしていくことになります。小学校では冬の定番スポーツのなわとびですが,あやとび,交差とび,二重とび…と技術も必要になってくるので練習を続けなくては上手になれません。今回も進級カードを使いながら合格証も発行していくので,全員が少しでも上手に長く跳べるようになってほしいです。

アフリカのリズムで踊ったよ

 今年の小高区小中学校音楽祭は,「みんなでアフリカ音楽に親しもう」ということで,アフリカン・エキスプレスからトニー山本氏とアブドゥ・バイファル氏の2名が演奏に来てくださいました。お二方とも世界的に活躍しているミュージシャンで,素晴らしいアフリカ音楽の世界を仮設体育館に運んできてくれました。
 演奏会では,パーカッションを用いての音楽だけではなく,ダンスを踊ったり一緒に歌ったり楽しい時間を過ごすことができました。特に小高中学校の生徒さんや小学校の低学年のみなさんはリズムに乗って体全体で音楽を楽しんでいました。また,太鼓を直接たたかせてくれたり,アブドゥさんとハイタッチをしたりと外国の方との触れ合いを通して国際理解の側面も見られました。
 音楽祭の最後にはアンコールも沸き上がり,会場が一体となって盛り上がることができました。来賓の方からのお話にもありましたが,仮設体育館での楽しい思い出を作ることができました。

小高の冬のファンタジー

 27日(日)は待ちに待ったイルミネーションの点灯式でした。今年は関係各位のご好意により「癒しのキャンドル」作りも行われました。
 キャンドル作りでは,担当の方からの説明を受けて,それぞれが綺麗なキャンドルを作ることができました。初めて体験する子がほとんどだったので,ワクワクしながら作っている様子が伝わってきました。
 体育館でのイベントでは,今年もLEDライトを使って文字を作りました。今年の文字は「忘れない小高♡」です。幻想的な光が体育館を彩りました。次は点灯者を決めるゲームです。ジャンケン列車を二度行って代表の女子2名が決定しました。さらに,今年流行のお米ダンスをして楽しみました。
 外はあいにくの小雨模様でしたが,点灯した瞬間には歓声が上がりました。「綺麗で心がポカポカした」「すごいなぁ」という感想も聞かれました。小高区の冬の風物詩でもあるイルミネーションを今年も点灯することができて感慨もひとしおです。来年はいよいよ小高区の本校舎でイルミネーションをともすことができると思います。何年かけてもすべての学校をイルミネーションで飾れるように,今日の日の感動を伝えていきたいと思います。お時間がございましたら,鹿島中学校内にある仮設校舎までおいでください。

休み時間の避難訓練

 本日は休み時間に避難訓練を行いました。子ども達はそれぞれの場所で楽しく遊んだり読書をしたりして過ごしていましたが,突然の避難訓練の放送にも慌てずにしっかりと避難行動をとることができました。また,津波を想定しての二次避難も行いました。こちらも,6年生は1年生の面倒を見ながらきちんと避難することができました。
 先日は震度5弱の地震があり,津波警報も発令されました。まだまだ大きな余震が来る可能性があることを再認識させられました。今後も様々な形で避難訓練が行われていきますが,子ども達には例え一人でいてもきちんと自分の命を守れる能力を身に付けていかせたいと思います。

今年はキャンドルもつくります

 先日はイルミネーションの飾りつけにご協力いただき,ありがとうございました。いよいよ11/27(日)の16:00からは点灯式です。たくさんの方のご来場をお待ちしています。 
 また,14:00からは点灯式に先立ちまして「癒しのキャンドル作り」も予定されています。児童,保護者,家族の皆様,そして地域の皆様の参加を募集いたしますので11/24(木)までに参加申込書を小高区4小学校まで提出してください。たくさんの参加をお待ちしております。
 なお,くわしくは,下記のリンクをクリックしてください。参加申込書もリンク先にございますので活用してください。
キャンドルづくりチラシ.pdf

お問い合わせ先:(代)46-2758【福浦小学校】

仮設最後の学習発表会

 12日(土)は,学習発表会でした。鹿島区の仮設体育館で行う最後の学習発表会ということで,みんな特別な思いをもって演技に取り組んでいるようでした。今年のスローガンは「最高の舞台を作り出せ~みんなの心に笑顔の花束~」でしたが,どの学年の発表を見ても最高の舞台を作り上げていました。観客のみなさんには笑顔や涙など子ども達の演技を通して様々な気持ちになっていただきました。その反応が子ども達への最高のおくりものになっていました。「みんなの心に笑顔の花束」を贈れたのではないかと思っています。
1・2年生「スイミー」
 国語で学習するスイミーではなく,音楽劇として行いました。かわいらしさはもちろん,マグロの凄味やスイミーの悲しさなど上手に表現できていました。
3年生「3年生の冒険 宝をめざして」
 音楽,体育,朗読も取り入れた劇です。全員が自分の精一杯の力を発揮していて素晴らしかったです。個人の技や集団の美しさなど見所がたくさんありました。
4年生「少年少女冒険隊」
 二人一役で元気いっぱい演じていました。本当の宝物は何だろうということを考えさせられる劇でした。助け合う心,みんなをリードする態度など,自分たちが宝物なんだという事に気づくことができました。
5年生「米」ほか
 総合的な学習の時間を通して研究してきた米作りを劇化しました。地元の田植え踊りや流行りのダンス,シンクロマット運動なども取り入れて見ごたえのある舞台となりました。
6年生「つなごう小高の絆」
 震災当時から始まる小高区の過去・現在・未来の様子を表現しました。本校舎を知らずに卒業していく唯一の学年の29名が震災当時の不安や悲しみ,4校合同になった喜び,そして小高区の輝ける未来を夢見てメッセージを送りました。涙を隠し切れない保護者の方も多数いました。
全体合唱
 恒例の「ビリーブ」の合唱です。低音パートと高音パートに分かれて美しい歌声を響かせました。
教職員「職員合唱」
 最後の仮設校舎開催ということで職員の出し物も行いました。ピコ太郎と恋ダンス,「ふるさと」の合唱を全力でやらさせていただきました。








全校集会の内容

 昨日の全校集会は表彰,校長先生のお話,生徒指導の先生のお話でした。
 初めめに,作文コンクールや校内走ろう会の入賞者が表彰されました。また,熊本の会社の方からいただいた紙芝居の贈呈式も行われました。なんと紙芝居を読むときに使うケースと紙芝居10冊を支援していただきました。今後様々な場面で有意義に活用していきたいと思います。
 校長先生のお話は,今週末の学習発表会に向けてのものでした。1つ目は自分の健康管理は自分達で責任をもって行おうということです。仮設校舎は気温の寒暖差がかなりあるので,場所によって衣服で調整していこうというお話でした。2つ目は,学習発表会に向けて,見てくださるお客様に伝わるように意識して練習をしていこうということでした。
 生徒指導の先生からは,今月の生活のめあてを中心にお話をいただきました。今年も残すところ2か月を切ってしまいました。じっくりと学習をして,学力アップを目指していきたいと思います。
 11月の生活目標 
 めあてをもって 進んで学習しよう

 ・朝の過ごし方を工夫しよう。
 ・忘れ物をしないようにしよう。
 ・図書を利用し,知識を豊かにしよう。
 ・次の時間の学習準備をしてから休み時間にしよう。

給食って安心・安全!

  学校へ行こう週間中の11月2に、保護者の方を対象とした給食試食会を行いました。
 初めに近くにある給食センターを訪問し,食品の放射能検査の様子を見学させて頂きました。センターでは、市内にある学校給食調理施設を4つのグループに分け、給食に使用する食材を事前に全品検をし、安全を確認した食材のみを使用しています。野菜や肉だけではなく、調味料なども使用する銘柄や原材料の産地が変わったときには検査しているそうです。
参加された保護者の方からは、「ひとつひとつ検査するのは大変ですね。」という声があがっていました。
 給食センター見学の後は、いよいよ学校に戻って試食会です。何名かの方に給食当番として配膳の体験もしていただきました。さすが家庭で慣れていらっしゃるので、配膳する分量はぴったりでした。ご自身の小学校時代の懐かしのメニューなどの話や、給食に関する質問など和やかな雰囲気での食事となりました。今回は、子ども達の食べている給食の味や献立だけではなく,安心・安全の様子も伝えることができ,素晴らしい試食会でした。今後も給食を通して栄養をたっぷりと採ってもらうと共に、食文化も伝えていきたいと思います。

   

木のぬくもりに触れました

 今年度も,相双地方森林組合さんのご協力により森林教室が行われています。本日は6年生の学習です。コレクション台を作ったり,木に関する質問に答えていただいたりしました。
 コレクション台は,複雑な形をしていないのですんなりとできるのかと思っていましたが,きれいな作品にするとなると一気にハードルが高くなりました。ずれないように押さえていても金づちで釘を叩いている間にずれてしまい,何度もやり直しをしている子がたくさんいました。思考錯誤を繰り返すうちに,何とか全員素晴らしい作品が完成しました。
 質問コーナーでは,「一番値段の高い材木の種類は何?」「木の種類はどれくらいあるの?」等の質問に丁寧に答えていただきました。短い時間でしたが,木のぬくもりに触れながら森林の大切さを実感できました。

先輩がんばって

 28日に栄養士の実習生が来校しました。先週から給食センター業務を学びに南相馬市給食センターに実習にきているとのことです。本日は小高区の小学校で、3年生と一緒に給食を食べながら実習を行いました。実習生は金房小学校出身ということもあり、母校の訪問を選んでくれました。それを聞いて「一緒だあ」とニコニコしている児童もいました。
 給食を一緒に食べるだけでなく、食材として使われていた「かぼちゃ」の栄養や野菜のはたらきについて教えてくれました。また、かぼちゃにちなんでハロウィンのお話など食文化の話も聞かせてもらいました。今回は、3年生としか触れ合う時間はありませんでしたが、他の学年からも「きてほしかったなぁ」という声も聞こえてきました。
 

最後まで頑張ったよ

 25日には待ちに待った校内走ろう会が開催されました。今年は1年生が600m,2年生が1200m,3・4年生が1800m,5・6年生が2400mを走りました。今まではりきりタイムなどを使って走り込んできたので距離的にはみんな余裕があったのですが,やはり本番,今まで以上の走りを披露していました。中には自分の限界を超えてしまい,リタイアしてしまった人もいましたが,全力を出したことには違いありません。
 この大会の目的は2つありました。「(1)練習過程などを通して持久力や忍耐力を育てるとともに,運動の生活化を図る。」「(2)自己の体力を認識させ,健康に対する意識を高める。」ということです。継続は力なり,これからも持久走を通して体力を向上させたいと思います。
 講評で教頭先生からあったように,「今日できたら明日もできる」ということを忘れずに,楽しみながら運動に取り組ませたいと考えます。

太陽系の秘密&ペンシルロケット

 12日(水)に,星槎大学の方々が6年生向けに宇宙教室を開催してくださいました。前半は太陽を中心に宇宙の不思議なところを,スライドを使って分かりやすく説明してくださいました。太陽の表面の様子や太陽系の惑星の名前,さらに銀河系についてなど興味深い内容でした。後半は,ペンシルロケットを作って飛ばしました。このロケットは,JAXAからの支援でした。簡単な工作でしたがかなりの距離を飛ぶロケットが完成しました。角度に気を付けたり吹き込む息の量を考えたりしながら飛ばしていました。子ども達の中には,将来に向けて宇宙飛行士や宇宙技術者への夢が広がっていたようです。








リズミカルに運動しました

 子どもの健康を守る安心・安全対策支援事業ということで福島大学トラッククラブから菊田明博先生が来てくださいました。
 各学年ごとにメニューは違いましたが,楽しく体を動かして体力の向上を図りました。中でも6年生は縄跳びを使った運動を中心に活動しました。変則的なリズムを刻みながら頭と体をたくさん使いました。はじめはなかなかついていけなかった子ども達も次第に笑顔で運動していました。また,縄跳びの二重跳びやハヤブサのやり方のことつも教えていただきました。苦手意識が飛んで行ってしまった子もいました。
 短い時間でしたが,運動の楽しさと大切さを体験することができました。今度は「体育の授業でもやってみたい」という声も聞かれました。

待ってるよ,みんなっ!

 6日(木)は,就学時健康診断がありました。今年も小高区の学校を選んで健康診断を受けてくれる方がいて大変喜んでおります。みんな玄関から大きな声であいさつができていて素晴らしかったです。
 各種健診や検査などがたくさんあったのですが,グループごとにきちんと整列しながら受けることができました。桜の花の咲く頃に,みんなの元気な笑顔を見れることを今から楽しみにしています。

みんなで元気に遊んだよ

 5日(水)のロングタイム(長い昼休み)に体育委員会主催のドッジボール大会が行われました。1学期に予定されていたものが,様々な困難にあいながらもようやく開催にこぎ着けました。学年対抗の予定でしたが,人数の関係で紅白に分かれての対戦となりました。スポーツは学年の壁を取り払うのか,みんな楽しく元気に活動していました。子ども達からは,「ボールを投げたり,逃げたりするのが楽しかった。」「またやってほしい」などの感想がありました。4~6年生の体育委員のみなさん,ありがとうございました。








楽しかった秋の遠足

 1~2年生は,仙台空港方面に遠足に行きました。当日は曇り空で,時折雨が落ちてくるあいにくのお天気でしたが,子ども達は,元気に活動し遠足を楽しむことができました。
 「お弁当が美味しかった」「友達と楽しく過ごせた」「また行ってみたい」等の感想が聞かれました。南相馬市からはそんなに遠くないので,今度はご家族で訪れてみてください。









秋の遠足

3~6年生は仙台市科学館と台原森林公園まで遠足に行きました。科学館では大きなシャボン玉に入ったり,不思議な部屋で実験をしたりしました。また,マンモスや恐竜などの昔の動物の様子を見学したり,薬品を混ぜ合わせて香水を調合したりしました。子ども達は,日ごろ学校では体験できない貴重な経験をすることができました。お昼は,台原森林公園で秋晴れの空の下で仲良くお弁当を食べました。芝の上には芋虫やアリがいましたが,キャーキャー騒ぎながら楽しい時間を過ごしました。6年生は最後の遠足でしたが,男女仲良くグループ活動を通して友情を育んでいました。








スーパーティーチャー

 28日(水)の5校時目に福島大学から算数のスーパーティーチャーが来てくださいました。今回のスーパーティーチャーは福島大学人間発達文化学類の森本教授です。先生は,算数教育のエキスパートで,大学で教えるだけではなく,全国各地で算数や数学の授業をご自身で行っています。
 今回は,6年生で「速さ」の授業をしてくださいました。教科書では歩くスピードから学習を開始するのですが,先生はピンポン球を箸で移動させるゲームを通して速さを実感させてくださいました。さらに,子どもたち自身に考えさせながら学習を進めてくださったので,45分間ずっと頭をフル回転させて学習に取り組んでいました。「いつもよりたくさん考えられて,とても楽しかった」という感想を持つ女の子もいました。
 子ども達だけでなく,先生方にも大変刺激の多い授業でした。教員一同,今後の授業改革に役立てていきたいと思います。

中学生の職場体験がありました

 今年も,小高中学校から職場体験で5名の中学2年生が来てくれました。12~13日の2日間の予定で2~6年生までの教室で,学校の仕事を体験しながら小学生と一緒に過ごしています。
 はじめは緊張していた中学生でしたが,自分たちの母校ということであっという間に慣れて,明るく元気に先生をしていました。宿題の点検や算数の時間の丸付け,社会科の時間にはアドバイス,給食や清掃のお手伝いと1日中一生懸命働いてくれました。中でも休み時間に小学生と一緒に遊ぶ姿が素敵でした。小学生も懐かしい先輩の姿にかなり喜んでいました。なかなか取れない中学生との交流の時間を,大切にしていきたいです。

SSTで自己紹介

 6年生ではスクールカウンセラーの先生をお迎えしてSSTを行いました。SSTとは「ソーシャル,スキル,トレーニング」の略称で,ソーシャルスキルと呼ばれるコミュニケーション技術の側面からとらえ、そのような技術を向上させることによって困難さを解決しようとする技法だそうです。
 今回6年生は,自己紹介を通して自分のことを知ってもらおうという活動をしました。自分の名前の頭文字を使って自己紹介をする活動は,みんな大盛り上がりで時間が足りなくなってしまいました。それぞれの自己紹介には個性がよく出ていて,自分のことを知ってもらいたいという願いがあふれていました。友達とのコミュニケーションがなかなかとりにくいと言われる世代ですが,本校の子ども達には当てはまらないようでした。これからもみんなで仲良く生活していってほしいです。

交通事故には絶対あいません!

 低学年と高学年に分かれて安全教室を行いました。ビデオを用いて交通安全について学んでから,交通教育専門員の方からお話をいただきました。
 低学年は「はなかっぱの交通安全 ケーキを求めて右・左・右」という作品を用いて,なぜ交通ルールを守らなくてはならないのかを学びました。高学年は主に自転車の乗り方を学びました。進行の大槻先生が軽快に進めてくださったのでみんな楽しみながら学ぶことができました。
   自転車の乗り方,5つのポイント
 ①自転車は車道が原則。歩道は例外
 ②車道は右側を通行しましょう
 ③歩道は歩行者優先
 ④安全ルールを守る
  二人乗り✕ 横並び✕ ジグザグ運転✕ 後ろの安全確認をしない✕
 ⑤ヘルメットを必ずかぶる

シャトルランの記録を伸ばせ!

 2学期もはじまって3週間目に入りました。夏休み気分もすっかり抜けて,落ち着いた学校生活が戻ってきました。
 先日お伝えしたように算数部門ではチャレンジコーナーができました。体育の部門では,以前から行ってきた「はりきりタイム(業間運動)」をパワーアップしました。その作戦はズバリ「マラソンカード」です。仮設校舎のある鹿島区を出発して,原ノ町駅,小高区,浪江町…と走った分だけ色を塗っていき,まずはゴールのいわき市を目指します。また,校庭50周ごとに表彰が受けられます。今までのように5分間走るだけではなく,目標を持って走ることができるようになったため,休み時間には自主的に走る姿がたくさん見られるようになりました。
 これから校内走ろう会に向けて練習が本格化していきますが,今から走り込んでおくことはとてもよいことだと思います。熱中症などに気をつけながら,意欲的に頑張る姿に期待しています。

9月の始まりは歯の健康から

 9月初めの全校集会は表彰と校長先生のお話と,生徒指導の先生のお話でした。表彰は,書写の七夕展と良い歯の表彰でした。
 この表彰を受けて校長先生からは健康についてのお話をいただきました。全国でも低い福島県の虫歯の治療率の例を挙げながら,歯の大切さや虫歯のある人は早く治しておいしいご飯を食べましょうということを話していただきました。また,近日配布されるスポーツテストの結果をもとに,自分の苦手な部分を鍛えて健康な体を作っていこうということも話していただきました。
 生徒指導の先生からは,9月の生活のめあてのお話と,ゲームセンターには子どもだけではいかないようにしよという話をしていただきました。今月も生活のきまりを守って楽しく元気に生活していきたいものです。
 
9月の生活目標
えがおで げんきに あいさつしよう

よい歯の表彰

 5日の全校集会で「よい歯の表彰」を行いました。表彰では、「歯ッピー大賞」「歯ッピー賞」「がん歯り賞」の3つの部門に輝いた、合計で56人が表彰されました。

 ・ッピー大賞…今年度の歯科検診において、むし歯がないと認められた児童
 ・ッピー賞……今年度の歯科検診において、治療していないむし歯がない児童
 ・がんり賞……歯科検診時にむし歯はあったが、夏休み終了時までに治療を終えた児童

 何人かにインタビューしてみると、「うれしかった」「これからも歯をきちんとみがきたい」「あまりむし歯がなくてよかった」などの感想がありました。さらに,受賞者の中には、6年間むし歯になったことがないという6年生もいました。虫歯にならないコツを聞いてみると、「みがけていないところを意識してみがく」ことや「確認してみがき直すこと」を心がけているそうです。
 現在治療中の人やこれから受診する予定の人もいると思います。これからも、治療が終わった人にはその都度賞状をわたす予定になっています。3月までには全校生に賞状を渡したいと思っていますので、治療が終わりましたら学校までお知らせください。歯は一生使う大切なものです。まだ治療が終わっていない人は、早めの治療をおすすめします。
 
 

この問題が解けるかな?

 2学期から算数チャレンジ問題が始まりました。算数に親しみ,算数の楽しさを知ってもらうために算数部の先生から挑戦状が全校生に出されました。なんと,正解すると賞状ももらえるのでやる気が出ます。
 昼の放送でお知らせがあると,さっそく問題用紙をもらうためにチャレンジコーナーに集まっていました。さらに2年生は教室でチャレンジしていました。
今回はテトロミノというパズルのような問題でした。楽しい問題を通して,みんな算数が大好きになってほしいと思います。

身体測定

 8月26日と29日に身体測定を行いました。1学期からどれくらい身長が伸びたかなとドキドキしている児童もいました。
 身体測定を行ったあとは、保健の先生からの保健指導がありました。低学年では体を清潔にすること、中学年では適切な生活習慣、高学年では睡眠リズムのお話を聞きました。知っているようで、実は知らなかった健康のお話を、クイズなどを通して楽しく学習しました。それぞれ自分の生活を振り返りながら、これからの生活習慣に生かそうとしていました。

2学期が始まりました

 小高区4小学校の92名が全員そろって第2学期をスタートすることができました。夏休み中は大きな事故やけがもなく,みんな元気に楽しい夏を満喫することができました。
 さっそく2時間目には体育館で第2学期の始業式を行いました。校長先生からは夏休み中の思い出やリオデジャネイロオリンピック,甲子園球場での高校野球,そして小高区5校PTA夏祭りなどについての話題がありました。また,1学期と同様に今年度の重点目標である「見つけよう 自分のよさ 友だちのよさ」を達成できるように生活してほしいということを話していただきました。
 1・3・5年生の代表のお友達からは夏休みの思い出や2学期のめあての発表もありました。1年生は「音読をがんばりたい」「たくさん読書をしたい」「ひき算やたし算をがんばりたい」という目標を発表しました。3年生は楽しかったスイカ割りの思い出や「文字をていねいに書く」「学校を休まずに来る」という目標を発表しました。5年生は楽しかった旅行の話とともに,「間違えを恐がらずに進んで発表したい」「料理など役に立つことをがんばりたい」という目標を発表しました。
 さらに保健主事の先生からは,2学期の生活がスムーズにいくように「早寝」「早起き」「朝ごはん」の大切さを話していただきました。
 81日間という長い2学期でずか,遠足,学習発表会,走ろう会などの大きな行事もあります。これまで同様,学習に運動に精一杯学校生活を送っていきたいと思います。







今年も大盛況,夏祭り!

 8月20日には,この時期の恒例になりましたPTA主催の小高区5校夏祭りが今年も盛大に執り行われました。今年は来年四月に小高区へ帰還する予定ということもあり,~ありがとう仮設校舎~とサブタイトルにもあるように,普段生活している小学校の仮設校舎で行いました。中学生もみんなこの校舎から旅立ったということもあり,5年以上お世話になっている仮設校舎で楽しい思い出を作ろうという目的も加わりました。
 今年度も各学校ごとのPTAの役員のみなさんが工夫を凝らしたブースを作り,来場者みんなが楽しめるイベントになりました。体育館では各種ゲーム,特別教室ではものづくりなど,縁日のような遊びのコーナーがありました。みんなスタンプラリーをしながら各ブースを回ってました。
 午前中の短い時間でしたが,様々なアトラクションに挑戦したり,転校してしまった友達と出会ったりしながら楽しい時間を過ごすことができました。来年の夏祭りは,いよいよ地元の小高で開催されるのでしょうか?今から楽しみです。

花いっぱい運動,生長中

 梅雨明けも間近です。ようやく暑い夏が本番になってきました。仮設校舎周辺の花たちも朝の水やりだけでは足りずに,一日中水を欲しがっています。
 このような過酷な中でも花たちは元気にすくすくと生長しています。土手のコスモスは元気に花をつけ始めましたし,花壇のサルビアやマリーゴールドは美しく咲き誇っています。2年生の育てている畑の野菜たちも豊かな実をつけててますし,5年生の稲もどんどん伸びています。
 全校生で取り組んでいる一人一鉢運動の花たちも日直の先生方が一生懸命水を挙げて育てています。これからが暑い夏の本番ですが,2学期には花たちの元気な姿がみんなを出迎えてくれることでしょう。









夏のプール,営業中

 夏休みに入って曇り空の日もありますがやはり気温は高く,プールに入りたくてうずうずしているお子さんが多いと思います。今年も夏休み中のプール開放を上真野小学校さんのご好意で行っています。
 さっそく初日からたくさんの人がプールを訪れ楽しく水泳の練習をしていました。学校の先生だけではなく,時間があれば校長先生も指導に来てくださっているので泳ぎの練習がしたい人にはとても良い環境になっています。今後もまだまだプール開放は続きますのでよろしくお願いいたします。
 今後のプール開放日
7月26日(火),7月28日(木),
8月 2日(火),8月 3日(水),8月 4日(木),
8月 5日(金),8月17日(水),8月18日(木)となっています。

復興の灯がともりました

 7月24日は,6年ぶりに小高で火の祭りが開催されました。以前お伝えしたように,この火の祭りで使う火の玉を学校でも作ったのですが,それを実際に使う日でもあります。震災前も小学校では火の玉作りをしていたようですが,今回火の祭り復活にあたって仮設校舎のみんなが火の玉作りに参加できたことは小高区復興の一員としての自覚が高まる活動でもありました。
 実際に当日は花火大会と共に,この火の玉が小高区の沿道を照らしていました。たくさんのお客さんが集まり,小高区の今後の復興を願っていました。小高区の校舎で学習するのはしばらく先の話になりますが,お祭り当日のように町がにぎわう日を夢見ていきたいと思います。

充実した1学期になりました

 4月6日に始まった第1学期も本日終業式を迎えることができました。入学式では6名のかわいい1年生を迎えました。同時に小高,福浦,金房,鳩原の4つの小学校が本格的な合同での学校運営が始まりました。各学年とも前年度末に転校してしまった仲間以上の人数が増えた賑やかになった教室で新しい希望のもと平成28年度をスタートさせることができました。
 1年生を迎える会,春の遠足,大運動会,陸上競技大会,宿泊活動などの大きな行事も楽しく行うことができました。学校生活全体では,「見つけよう 自分のよさ 友だちのよさ」という重点目標のもと日々の生活を大切に過ごしていました。もちろん学習面でも複数配置された担任だけではなく,学校全体を挙げて子ども達の学力向上に取り組んできました。
 本日の終業式では校長先生から,夏休みに向けて「健康に過ごす」「あいさつをマスターしてほしい」というお話をいただきました。また,生徒指導の先生からは,「規則正しい生活」をする,「事故に気をつけて」生活する,というお話もしていただきました。安全面,健康面が最も大切なのは言うまでもありませんが,宿題だけではなく,様々経験をして有意義に過ごしてほしいと思います。
 明日からは35日間の夏休みですが,夏休み中もプール開放の様子や校舎周りのお花の様子,小高区5校夏祭りの様子などをお伝えしていきますので今後とも本HPをよろしくお願いいたします。

大切な地区集会

 15日(金)の2校時目は地区集会が行われました。相馬,鹿島,原町の各地区に分かれて1学期間の登下校の様子や自分たちの住む地区の危険個所の確認,夏休みの過ごし方などを話し合いました。
 1学期の反省では,「きちんとバスを待つことができた」「シートベルトを忘れずにしていた」「あいさつの声が小さかった」など様々な意見が出されました。さらに自転車の乗り方や道路の陥没個所など安全に生活するための意見交換も行われました。不審者対策の「いかのおすし」の再確認なども行い,短い時間でしたが楽しい夏休みを過ごすためには大切な集会になりました。
 今回活用したプリントは先日の授業参観時にご家庭にも配布済みなので,ぜひお子さんと再確認する機会を持ってほしいと思います。

 

歯と心をみがいて,よさを見つけよう

 14日(木)の6校時目に第1回学校保健委員会が開催されました。この会は学校保健委員になっている校医さんやPTA会長さん,PTAの厚生委員の方々と4年生以上の児童と学校の職員が一堂に会して,現在学校で取り上げていかなくてはならない健康課題ついて研究協議し、健康づくりを推進していくものです。
 今年度のテーマは「生活習慣病予防等を目指した歯と口の健康づくり~歯と心をみがいて,よさを見つけよう~」となりました。会では,初めに保健の先生から健康診断などの結果報告や児童の健康課題からの問題提起をしていただきました。
 続いて,それをもとに学年や児童会委員会で話し合った計画を発表しました。各学年に応じた内容になっていましたし,各委員会活動の特色を生かせるような計画になっていました。さらに,厚生委員になっている保護者の方々から親として家庭でできることについてお話をいただきました。どの委員さんからも建設的なお話をしていただき大変参考になりました。
 最後に校医さんからまとめのお話をいただきました。歯磨きや歯の矯正の大切さなどをご自身の体験を交えて教えていただきました。
 今後は,今回出された計画を如何に実行していくかが課題となっていきます。3学期に行われる第2回学校保健委員会で自信をもって報告できるように全校を挙げて頑張っていきたいと思います。保護者の皆様もご協力お願いいたします。なお,後日今回の話し合いについてまとめたものもHPに掲載いたしますので御家庭での指導の参考にしてください。

久しぶりのお話の部屋

 上学年が4校時目,下学年が5校時目に今年初めての「お話の部屋」が行われました。
 もちろん初めはアニマル劇場です。毎度楽しい寸劇を披露していただき,子ども達はこれだけでも読書って楽しいなと感じることができるイベントです。アニマル劇場後は,様々な絵本を読み聞かせていただきました。次回は2学期に予定されていますので今から楽しみです。

高校生って凄いなぁ

 6年生は5・6校時目に小高工業高校による出前講座を受けました。今回は,電気科の生徒さんから様々な発電方法と機械科さんから3Dプリンターについて教えていただきました。
 南相馬市が環境未来都市を目指しているということで自分たちなりに学習していたのですが,実験道具を通して水力発電や風力発電,火力発電などの方法をくわしく知ることができました。実際に発電をさせてもらえる場面もあり,興味深く発電のやり方を学習できました。
 3Dプリンターは最新の技術ということもあり,実際目にするのが初めてという子がほとんどでした。特別なプラスチックを溶かしながら少しずつ少しずつパソコンの画面でデザインしたものが形になっていく様は,未来の世界を予感させるものでした。電気や機械という小学校ではなかなか触れることのない学習について分かりやすく教えていただけたので大変有意義な時間となりました。 

みんな成長したね♪

 8日(金)は授業参観日でした。夏休み前に1学期間の成長をお家の方々に見ていただきました。当日はPTA全体会,学年懇談会もあわせて行いました。保護者の皆様には何かと,お忙しい中時間を作ってくださりありがとうございました。当日の話し合いの内容を生かして,今後の学校運営を行っていきたいと思います。
1年生…国語「おおきなかぶ」
 有名なお話「おおきなかぶ」を,繰り返しのリズムを楽しみながら,音読することができました。

2年生…生活「大きくなあれ わたしの野さい」
 これまで続けてきた野菜の栽培活動を振り返り,まとめたことを友達と伝え合うことができました。

3年生…学活「食べ物のはたらきを知ろう」
 栄養教諭の渡部和子先生をお招きして,毎日の食事でとっている食物の栄養やはたらきについて知ることができました。

4年生…算数「ちがいに目をつけて」
 図を使って算数の問題を解きました。図を使うと,問題の中身がよくわかるということに気づき,いろいろな問題を解決することができました。

5年生…国語「日常を十七音で」
 言葉をよりすぐって俳句を作ろうということで,日常の中で経験したことや発見したことを基に,自分の思いを短い文章で表現することができました。

6年生…社会科「今に伝わる室町文化」
 初めに雪舟について学習した後,実際に水墨画にチャレンジしました。今回のお題は「竹」でした。濃淡をつけた墨を活用し,みんなで上手な竹を描きました。何度か失敗しているうちに,墨の濃さや筆の力の入れ方がなんとなく分かってきたようでした。

星に願いを☆

 7月7日は七夕ということで,5校時目に児童会主催の七夕集会を行いました。今回の七夕集会は各児童委員会が分担をして一つのイベントを作っていきました。美化園芸委員会は体育館の飾りつけ,放送委員会・保健給食委員会,体育委員会はゲーム,図書委員会は七夕にまつわるお話の紹介,代表委員会は司会進行を担当しました。5,6年生は先週,3日間の宿泊学習があったため,本当に準備時間が少ない中での開催となりました。
 それでも休み時間を使ってしっかりと準備した結果,立派なイベントになりました。低学年の子どもたちも自分のお願いを元気にはっきりと述べることができました。また,ゲームにも積極的に参加していました。
 外は曇り空ですが,カササギがみんなの願いを織姫と彦星に届けてくれることでしょう。

ウルトラ・ソウル♪

 梅雨のために延期になっていた水泳学習をいよいよできる日がやってきました。今回は1~4年生が今年初めてのプールに期待を膨らませていました。
 あいにくの曇り空で気温もそれほど高くなかったのですが,水温は温かく水中の活動は快適でした。さっそく入水すると自分のめあてに向かって練習を開始しました。「顔を水につける,水中にもぐる,5m泳ぐ,25m泳ぐ!」などめあては様々ですが,みんな一生懸命頑張っていました。来週は天候も回復する予定なので5・6年生も元気に水泳学習ができることと思います。

手洗いって大変だなぁ~

 6日(水)に,6年生は家庭科で洗濯実習を行いました。現在は洗濯機が主流ですが,手で洗いながら汚れの落ち具合を実感することができました。また,脱水の時はかなり力を使うことなどを学習しました。最後には洗濯機の脱水機能を使いましたが,家事に対する技術の進化や汚れに対する見方を考えるなど短い時間でしたが大変有意義な時間となりました。
 洗濯ものは木曜日の朝に取り込んだのですが,ほんのり洗剤の香りのする運動着にみんな大満足でした。これを機会に家庭でのお手伝いも行ってほしいと思います。

みんな読書が大好きです

 5日(火)に,「ニュースキンジャパン株式会社」と「公益財団法人セカンドハーベストジャパン」の方々が来校し,図書と本棚の寄付と文房具の支援をいただきました。子ども達は前日から図書室で新しい本の予約をしながら楽しみにこの日を待っていました。
 贈呈式は図書委員会の児童が中心となって進行しました。代表の方からのお話では,「本は知らないことを知ることができたり,行ったことのない土地を旅したりすることができる素晴らしいものなので,みなさんにもその体験をしてほしい」ということでした。
 文房具の支援は一人ひとりに手渡ししていただきました。かわいいキャラクターの鉛筆や定規などが入っていてみんな喜んでいました。震災後5年以上の時間がたっていますが,まだまだ小高区のことを忘れずに支援してくださる方々がいるということに感謝していきたいと思います。









会津の偉人に学ぶ

予定通り記念館に到着しました。福島県が誇る偉人の1人、「野口英世」の生い立ちや功績について見学しました。当時のまま保存されている家を見て、子どもたちも興味津々です。
   
  

繰り返し練習すること

 13時03分、たくさんの思い出を作ることができた会津自然の家を出発しました。ただいま野口英世記念館に向けて移動中です。
 退所式では、所の先生から「今日のカヌー体験のように繰り返し練習すれば、国語でも算数でも身につけることができるので、宿泊活動で学んだことをこれからの生活に生かしてほしい。」とのお話がありました。全員で感謝の気持ちとお別れの言葉を言って、自然の家をあとにしました。
 下の写真は、昨日のキャンプファイヤーのものです。とても盛り上がり、時間をオーバーするほどでした。
 

雨がふってても,楽しい

 雨で心配されていた『カヌー体験』ですが、実施することができました。
 所内にある堤で、初めてのカヌー体験です。ライフジャケットを着用して、カヌーに乗り込みます。初めのうちはぐらぐらして転覆するんじゃないかと心配顔の子どもたちでしたが、すぐにこつをつかみ、ミズスマシのように堤のなかを自由に動き回っていました。順番に3回ずつ行いました。あまりのおもしろさに交代するのが惜しくなる、そんな貴重な体験となりました。
  
  

会津のおみやげといったら・・・

 会津も今日はあいにくの雨です。予定していたカヌーの活動は微妙なところです。
 朝食を終え、部屋の清掃、荷物の整理を終えた子どもたちは、昨日の街並みハイクで購入した「白虎刀」で遊んだりのんびりとくつろいだりしています。こころなしか「オン」と「オフ」の切り替えが上手になったような気がします。
 笑顔で帰れるように、今日の活動も気を引き締めて楽しく行いたいと思います。
   
  
  

会津の歴史を感じる

 15時45分、6つの班すべて鶴ヶ城会館に無事戻ってきました。
 会津武家屋敷を見学するなど、会津の歴史に触れることができたようです。詳しい内容については、お子さんから聞いてください。

  

 今日のこれからの予定は、19時15分から「キャンプファイヤー」を行います。班ごとのスタンツ(出し物)を班ごとに話し合い、練習を重ねてきました。今から楽しみです。

お昼も楽しみ

 街並みハイク、今のところどの班も順調に進んでいます。各班、昼食を自分たちで選んだお店で食べたようです。その様子を少しだけ紹介します。
 5班は、喜多方ラーメンのお店を予約しました。本場?の喜多方ラーメンを食べた人、涼を求めて冷やし中華を食べた人、それぞれに自分の食べたいものを注文しました。
 この後、15時45分まで街並みハイクは続きます。子どもたち、どんな思い出を作ってくるのか、とても楽しみです。
  

会津の伝統にふれる

 今日の活動は、「会津の街並みハイク」です。
 班ごとに計画を立てたコースを巡り、会津の歴史や伝統について肌で感じる活動です。子どもたちが楽しみにしていた活動のひとつです。
 まずは、全員で鶴ヶ城会館で、「赤べこ・起き上がりこぼしの絵付け体験」です。1人ひとり、世界で1つだけの作品ができました。どんな作品ができたかは、あとのお楽しみです。
 絵付けのあとは、班ごとに出発しました。お昼も班ごとにお店に入って食べる予定です。
   
    
                  
      

大切な火

 午後の活動は、火おこし体験・夕飯づくりです。
 マッチやライターなどで簡単に火を手に入れられる現代。縄文人になったつもりで火おこし体験です。煙が出るところまではどの班もできましたが、火がついた班は、6班中3つでした。
 自分たちで手に入れた大切な火を使って、飯ごう炊飯、カレー作りです。薪の火で火加減を調節するのは、なかなか大変なようでした。煙にも苦労しながらも、おこげ入りご飯、カレーを完成させることができました。全員で協力して作ったカレーは、とてもおいしそうです。
 いつもの夕飯の時間よりも早い時間ですが、感謝の気持ちをもって、『いただきまーす』。

      
    
    
   

新しい自分を創る学習

 2度の休憩をはさみ、11時30分、会津自然の家に無事到着しました。少し雨が残るものの、少しずつ空が明るくなってきました。
 入所式では、所の先生から『新しい自分を創る』との合言葉をいただきました。自分の成長が感じられるような3日間の活動にしてほしいとのお話でした。子どもたち
は真剣に聞き、気持ちを新たにしていました。
                
 オリエンテーションのあとは、バイキングでの昼食を班ごとに食べました。午後の活動に向けて、胸もおなかもふくらむ子どもたちでした。
  

会津へいってきます

 先ほど5・6年生が会津へ宿泊活動へ出発しました。今日から3日間の宿泊活動になります。出発式では、「宿泊活動をとおして、友情を深めたい、体を強くしたい、自然にふれたい」など6年生があいさつしました。雨がふっていましたが、元気に出発しました。
 あいにくの空模様ですが、子ども達の表情は快晴です。
     

夏だ!泳ぐぞ!プール開き

 27日(月)の全校集会は校長先生のお話とプール開きでした。
 校長先生のお話では,「優しい気持ちが足りなくなっているかな?相手を大切にしながら生活してほしいる。」ということをお話していただきました。具体的には,友達を呼び捨てにしている声が聞こえてくるということと,階段の歩き方が賑やかになってきているということです。
 友達は「さん」「くん」をつけて呼ぼうということと,相手のことを考えて廊下や階段を歩こうということです。今日を境にもう一度気持ちを切り替えて生活できることでしょう。
 プール開きでは校長先生から,「けがせず,元気に水泳学習をしよう」ということを話していただきました。
 体育主任の小柳先生からは,①具合が悪いときには先生に知らせる。②水泳の決まりをしっかり守る。③プールを貸してくださっている上真野小学校に感謝の気持ちを持つ。の3つの注意がありました。
 つづいて,各学年の代表から今年の水泳学習の目標が発表されました。
1年生…頭までもぐれるようになりたい。
2年生…今年こそプールにもぐれるようになりたい。
3年生…バタ足が上手になりたい。
4年生…息継ぎをして,25mを少しでも速く泳ぎたい。
5年生…ビート板を使わずに10~20mを息継ぎをしながら泳ぎたい。
6年生…小学校最後なので,25mを息継ぎをしながら泳ぎたい。
 水泳学習の回数も限られているのですが,それぞれに目標を立てて頑張ろうという意欲が伝わってきました。御家庭でも水泳に向けての準備や体調管理などお世話になりたいと思います。短い夏ですがたくさんプールに入れることを願っています。

みんなでランニングマン

 23日(木)に,avexダンス教室が行われました。1~4年生と5・6年生に分かれてプロのダンサーの方々からヒップホップダンスを学びました。どちらのチームも三代目 J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」を踊りました。
 手拍子をしたり,足でジャンケンをしたりしながら細かい踊りのやり方を身に着けていきました。最初はついていけなかった人も少しずつポイントを押さえた練習を重ねるうちにどんどん上達していきました。中でもランニングマンはみんなが憧れている踊りだったので,出来るようになると自然と笑みがこぼれていました。
 「大好きな三代目 J Soul Brothersのダンスができて楽しかった」「家でも踊りたい」という感想が聞かれました。中学校の体育ではダンスが必修になっていますので,小学生の今からダンスを経験しておくのはとても有意義なことだと感じました。

町の秘密を見つけちっゃた!

 21日に2年生が生活科の学習で、鹿島区の町探検に行きました。鹿島区の町探検は今回が2回目になります。前回は町の中を全員でめぐり、どんなお店や建物があるかを見てきました。今回の探検では、前回に町をめぐった際に気になったところを、いくつかのグループになってさらに探検を深めてきました。ラーメン屋さん、郵便局、交番、ドラックストア・・・など、気になったところに、それぞれ探検に行きました。子ども達は、自分で考えた質問を積極的にしていました。子ども達の質問がきっかけで、思わぬ企業秘密の発見もあったようです。また、お店などだけではなく、道端の自然の発見もあったようです。
 グループのみんなで協力して、楽しく活動できました。まちの方々にもきちんとあいさつができました。
  

小高の伝統を受け継ぐ

 5校時目に全校児童で小高区伝統の火の玉づくりを行いました。火の玉と言っても怪談やお化け屋敷の火の玉ではなく,相馬野馬追の2日目の夜に祭場から小高に凱旋してくる騎馬武者たちを迎えるための灯りのことです。
 南相馬市博物館の二上さんの話によりますと,この火の祭りや火の玉はおよそ130年前に始まったそうです。初めは村人がたいまつを持って出迎えていたのですが,さらに明るくしようということで,火の玉を飾るようになりました。当初の火の玉はホッキ貝の貝殻に油を入れたものを使っていましたが,現在はろうそくを仕込んだ布を使っています。今回はその火の玉を1~6年生までで作りました。
 8月24日の夜は6年ぶりに火の祭りが復活します。子ども達が作った火の玉が小高の夜空を明るく照らすのが今から楽しみです。

全員でJRCに入ったよ

 本日の業間の時間にJRC登録式を行いました。初めに校長先生からJRCの活動内容や赤十字の成り立ちなどのお話をいただきました。
 続いて誓いの言葉です。これは各学年の代表児童に続いて,全員が大きな声でJRCの誓いの言葉を言いました。みんな神妙な面持ちで真剣に言葉を唱えていました。そしていよいよ各校ごとに校長先生から参加証とワッペンをいただきました。また,福島県の支部長が内堀知事さんということにも驚いていました。
       誓いの言葉
 わたくしは
 青少年赤十字の一員として
 心身を強健にし
 人のためと,郷土社会のため
 国家と世界のために
 つくすことをちかいます
 今後は小高地区の小学生全員で,赤十字の精神を生かしながら,様々なボランティア活動に従事していけたら素晴らしいと感じました。

算数の魔法使い

 6月から地区のコアティーチャーとして,小高中学校から橋本先生が定期的に来てくださっています。
 本日の6年生「分数のわり算」の学習では,ドラえもんの秘密道具を使って割られる数と割る数に同じ数をかけても商は変わらないということを分かりやすく教えてくれました。5年生の□を使った式の学習が実は,中学校で学習する「方程式」と同じことだという説明もありました。さらに,考えがまとまらなかった人にポイントを教えてくださいました。
 今後も算数を中心に,様々なアドバイスをいただきながら一緒に学習していくことになります。これまで以上に算数を楽しく,分かりやすく学習していくことが期待できます。

どんな検査にでも真剣です

 福島県では,東京電力福島第一原子力発電所事故以降,県内の子どもたちの健康を長期に見守るため、甲状腺検査を実施しています。
 本校でも本日,甲状腺のエコー検査をしました。子ども達も何度か受けているので慣れてきていますが,真剣な態度で検査にのぞんでいました。検査結果は数週間後に自宅に郵送されるそうなのでお待ちください。

小さな大冒険

 1年生が学校探検をしました。小さな仮設校舎ですが,1年生にとっては秘密がいっぱい,ドキドキがいっぱいです。普段は校舎の1階で生活しているので,お掃除以外の目的で2階に来るだけでも大冒険です。家庭科室,校長室,6年生の教室と,知らない世界が目の前に広がっていたようです。
 きちんと挨拶しながらしっかりと見学できていました。高学年の子ども達や大人にとっては何気ないことでも,小さな子供にとってはすべてが新鮮であるということを思い出させてくれる学習でした。

投げた,走った,跳んだ!

 昨日と本日の2日にわたって新体力テストを行いました。
 今年もまた高学年の人が低学年のお世話をしながら様々な種目に挑戦しました。この縦割り班のよさは,年上のお友達のやり方を小さい子が真似することによって,普段よりも記録が伸びていくということです。どの種目の場所でも,「すごいなぁ」「がんばれぇ」などと声をかけあっていました。
 どの子も成長に伴って昨年の記録を上回ってニコニコ顔でしたが,特に6年生は4月からの陸上大会に向けての練習の成果が顕著に出ていたようで,「すごく速くなった」「こんなに投げられるなんて!」という感想をもらしていました。今後もはりきりタイムなどで体力維持,増進を図っていきたいと思います。震災後に体力の落ちたといわれる福島県でしたが,まずは,小高区から体力モリモリの地区になれるように頑張っていきます。

自分の歯は自分で守る

 13日に南相馬市の歯科衛生士の先生をお招きして、歯科保健教室を行いました。歯科保健教室では、1・2年生には「第一大臼歯のむし歯予防」、3・4年生には「むし歯の予防」、5・6年生には「歯肉炎の予防・デンタルフロスの使い方」を中心に学習し、歯垢の染め出しを行いました。歯垢の染め出しを行うと、赤いところがたくさんで、自分ではみがいていたつもりでも、十分にみがけていないところがたくさんあることに気がつきました。また、実際に口の中にいる菌を見たり、学年に応じたみがき方のコツやブラッシングの仕方を実践したりして学習することができました。
 子どもの頃に身につける健康観や生活習慣は、生涯の健康につながるものと言われています。今この時期を大切にして、しっかり適切な習慣を身につけてほしいと思います。
  

プール学習に向けての奉仕作業

 5日(日)はPTAの奉仕作業として、今年度もお世話になる上真野小学校のプール清掃を行いました。当日は、上真野小学校のPTAの方々と協力して、プール清掃を進めました。今年度も水泳学習は上真野小学校のプールをお借りして行います。安全に楽しく、少しでも自分のベストを尽くせるように、心と記録に残る水泳学習となれば思います。
 作業にご協力いただいた、保護者の皆さま、ありがとうございました。

歯をみがこうという意識を高められるように

 10日に保健給食委員会の児童が歯に関する紙芝居の読み聞かせを行いました。紙芝居は、学年に合ったものを司書の先生に選んでいただいたものです。保健給食委員会の児童は、「みんなの歯をみがこうという意識を高められるように、紙芝居を読もう」という6年生の言葉を心にとどめ、取り組みました。練習の時から、学年関係なく、お互いにアドバイスをしあっていたので、自分でもよくできたと感じることができたようです。聞いている児童も真剣でした。
 「歯と口の健康週間」は10日までとなりますが、小高区小学校での歯と口の健康への取組は続きます。この機会に「歯と口の健康」について見直し、より健康な生活につなげていってほしいと思います。
  

バタフライ誕生

 3年生の理科の学習でモンシロチョウを育てています。最初はキャベツの葉の上にいたのに、気がつくと違う場所でサナギになっていました。そしてついに今日、羽化しました。卵から大切に育ててきたので、立派な成虫の姿に、児童はとてもうれしそうでした。なかなか、羽化したてのモンシロチョウを見る機会はないので、児童にとって貴重な経験となったようです。また、もう少しで羽化しそうなサナギもカーテンについているので、カーテンの扱いも慎重です。児童は「まだかなぁ」とチョウになるの心待ちにしています。理科の学習ではありますが、モンシロチョウの成長を見守ることを通して、児童の心も成長しているように見えました。
 

私たちのくらしの安全を守る

 8日に4年生が社会科の「事故や事件からくらしをまもる」の学習で、南相馬警察署見学に行きました。警察署は、児童の想像とは違うことがたくさんで、とても興味深いものだったようです。実際に警察官が使っている手錠や警棒など見せていただいたり、パトカーや白バイに乗せていただいたりと、なかなかできない体験をしました。児童は、警察官が使っているものやパトカー・白バイにはたくさんのひみつがあることもわかり、私たちのくらしの安全を守るために様々な工夫や努力がされていることを感じていたようです。なかには、「将来警察官になってもいいかも・・・」と思う児童もいたようです。
 

鑑賞教室

 8日に1・2・3年生の児童の鑑賞教室がありました。鑑賞教室では、子ども達になじみのあるアンデルセンの童話を観劇しました。「マッチ売りの少女」、「パンをふんだ女の子」、「お父さんはみんなよし」、「ある母がしたこと」の4話構成です。劇のなかでは、秘密の穴があったり、雪が降ってきたりとたくさんの驚きがありました。また、歌がたくさんの劇で楽しく鑑賞しました。

 みんなの感想
 ・知ってるお話もあったけど、知らないお話もあっておもしろかった。
 ・歌いながらの劇がすごかった。わたしもそういうふうになりたいと思った。

  

歯と口の健康のために

 6月3日に歯科検診を行い、学校歯科医の先生にひとりひとりていねいに診ていただきました。検診では、むし歯が1本もない児童もいましたが、むし歯がある児童、歯垢がついている児童も多く見られました。また、歯科医の先生から「大人の歯がむし歯になっているから、早く歯医者さんに行こうね」「よごれがたくさんついているから、しっかり歯みがきしないとだめだよ」などご指導をいただいたり、「心配している歯は大丈夫だよ」などご助言をいただいたりしました。先日、検診の結果を配布しました。治療が必要な方は早めの治療をおすすめします。小高区小学校のむし歯の罹患率は、福島県平均・南相馬市平均と比較しても、とても高い傾向にあります。適切な歯みがき習慣を身につけて、むし歯を予防してほしいと思います。
 また、6月4日から10日は「歯と口の健康習慣」です。学校では、歯科保健教室や歯みがきカレンダー、読み聞かせなど様々な歯科保健活動を行います。今年度は、歯に関する標語・書道を募集し保健室前に掲示しています。ご来校の際はどうぞご覧ください。
  

 正しい歯みがき習慣は一生の宝物です。

歯と口の健康のために

 6月3日に歯科検診を行い、学校歯科医の先生にひとりひとりていねいに診ていただきました。検診では、むし歯が1本もない児童もいましたが、むし歯がある児童、歯垢がついている児童も多く見られました。また、歯科医の先生から「大人の歯がむし歯になっているから、早く歯医者さんに行こうね」「よごれがたくさんついているから、しっかり歯みがきしないとだめだよ」などご指導をいただいたり、「心配している歯は大丈夫だよ」などご助言をいただいたりしました。先日、検診の結果を配布しました。治療が必要な方は早めの治療をおすすめします。小高区小学校のむし歯の罹患率は、福島県平均・南相馬市平均と比較しても、とても高い傾向にあります。適切な歯みがき習慣を身につけて、むし歯を予防してほしいと思います。
 また、6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。学校では、歯科保健教室や歯みがきカレンダー、読み聞かせなど様々な歯科保健活動を行います。今年度は、歯に関する標語・書道を募集し保健室前に掲示しています。ご来校の際はどうぞご覧ください。
  

 正しい歯みがき習慣は一生の宝物です。

やさしい音色


6日にオアシス楽器の紹介で講師の先生をお招きし、3年生がリコーダー教室を行いました。3年生から音楽の授業でリコーダーを使います。ただ吹くのではなくやさしい音色がポイントとのことで、みんなやさしい音色を出せるよう心がけて吹いていました。実は、リコーダーを練習することは音楽を楽しむことだけではなく、指の体操によって算数や国語の力も強くしてくれるそうです。他にも今みんなが使っているリコーダーには家族がいて、小さいものから大きいものまでさまざまな種類のリコーダーがあることもわかりました。いろいろなサイズのリコーダーをみて、どんな音がするんだろうとみんな興味を持っていました。

みんなの感想
・こんなきれいな音が出るってすごいと思った。
・はじめてやったけど、やさしい音が出せるようになってうれしい。
・はじめてだけど、うまくできてよかった。

 

はじめての鍵盤ハーモニカ

 6日にオアシス楽器の紹介で講師の先生をお招きして、1年生が鍵盤ハーモニカ教室を行いました。
 1年生は初めて触る鍵盤ハーモニカにドキドキ。ひとつひとつできるようになるごとに、効果音でほめていただいたのでどんどんレベルアップしていきました。曲に合わせて黒鍵2鍵をピースをして曲をひいたり、知っている曲でも歌うのではなく、鍵盤ハーモニカで伴奏したりするなど、楽しく学習することができました。初めての鍵盤ハーモニカにも関わらず、ドレミファソもひくこともできて、今日だけでとても上達しました。

みんなの感想
・ぞうさんのお鼻がおもしろかった。
・ピースしてひいたのがたのしかった。
・ならってひけるようになって、うれしかった。

 

全校集会

6日に全校集会があり、そこでは、先週6年生が参加した市内陸上大会の表彰を行いました。校長先生からは、陸上大会を通じて自分が頑張ったことはもちろん、たくさんみつけた友達や仲間のよいところも大切にしてほしいとお話がありました。
 また、今年度も小高区小学校では、JRCの活動を行います。実は学校生活のなかでも赤十字の支援をいただいている部分もあります。校長先生からは、JRCの活動と合わせて感謝の心をもってほしいというお話もありました。
 さらに、生徒指導の先生からもお話がありました。6月の目標は「身のまわりをきれいにしよう」です。体の清潔をはじめ、身のまわりの整理整頓などに心がけて生活してほしいと思います。
  

team小高区!陸上大会の結果

5月30日に行われた、南相馬市小学校陸上競技大会の結果です。

  ・女子ソフトボール投げ  富田さん  3位入賞!
               發田さん  8位入賞!
  ・男子ソフトボール投げ  井堀くん  5位入賞!
  ・女子800メートル走    若月さん  2位入賞!
  ・男子高跳び       大樂くん  3位入賞!
  ・女子100メートル走    道中内さん 8位入賞!

  ・男子リレー (大樂・井堀・宮西・東田・湊)5位入賞!
  ・女子リレー (鈴木・道中内・若月・石井・佐藤)5位入賞!
  

 入賞の有無に関わらず、みんな頑張りました!
 4月からの練習の成果を100%以上発揮することができました。これまでの練習が,これからの人生に大きな力を与えてくれることと思います。6年生の次の大きな行事は…今月末の宿泊活動です!

たくさん学びました

 5月の連休明けから養護教諭の教育実習できていた高野先生も,27日が最終日でした。
 毎朝、各学年で、運動会を頑張るコツや熱中症の予防、よく噛むことの効果、よい生活習慣について、ミニ保健指導をしてくれました。児童も積極的に発言しながら、楽しく学ぶことができました。また、25日には研究授業を行いました。授業では、4年生が「睡眠の質」について学習しました。早寝早起きはできているが、スッキリ起きることができない、朝から眠いなど、睡眠の質からくる問題もあります。児童は、自分の生活習慣をふりかえり、改善しようと考えていました。
 金曜日に配布したほけんだよりに詳細が載っていますので、ぜひお読みください。
   

雲雀ヶ原にいざ参上

 昨日に引き続き陸上競技場での練習日です。市内の小学生がたくさん来て,同じ競技上で練習を行いました。他校の選手たちはなぜか強く,早く感じてしまうものですが,それは相手も同じです。素晴らしいグランドで多くの子ども達が自己ベストの記録を出し,自信を持つことができました。
 各種目の練習態度と同じくらい素晴らしかったのがあいさつです。練習開始前と後に全員で整列し,大声であいさつしました。普段はおとなしい6年生もここぞという時にはしっかりとした態度で活動することができています。身体を鍛えるだけではなく,心も同じくらい成長しているようです。4月からまだわずかな時間ですが,急速に最上級生としての姿を立派に見せてくれる6年生。来週の本番では全員が自己ベストをたたき出し,入賞者もたくさん出てくれるといいなと思いました。

仮設校舎を花いっぱいにしよう

 セブンイレブンジャパンさんから,段ボール箱28箱分の花の苗をいただきました。本数にすると1000本を超えています。そこで今年も1人一鉢運動を行うことにしました。
 各学年ごとに自分たちで選んだ花の苗をていねいに鉢に移し替えました。さらに,今回は花の苗が多いということで,1人1プランターも行いました。さすがに100個近いプランターに植えられた花は壮観であり,仮設校舎の周辺が一気にお花畑になりました。これから水やりなどを責任をもって行い,さらにたくさんの花が咲き誇るようにしたいです。震災から6年目ですが,私たちのことを気にかけてくれ,支援してくださる方々がいることへの感謝の気持ちも忘れずにいたいと思います。

いかのおすし

 防犯教室が行われました。毎年この時期に行っているので子ども達の間でもしっかり意識されるようになってきました。。
 はじめに,不審者が学校に侵入してきた場合の訓練を行いました。防犯上くわしくお伝えできないのですが,子ども達も先生方も真剣に取り組んでいました。
 続いて体育館で不審者対応の講習を行いました。ボランティアの方々の寸劇や警察署の方からのお話を通して,声掛け事案などに巻き込まれない方法をみんなで考えながら学びました。最後は合言葉でもある「いかのおすし」の意味を確認して終わりました。
 声掛け事案など無いに越したことはないのですが,万が一の場合にしっかりに対応できるような訓練は大切だと感じました。