こんなことがありました!

カテゴリ:給食

10月20日の給食

 今日は「ふくしま健康応援メニュー」についてのお話でした。
 「今月の健康応援メニューは、トマトを使った『トマトと豆の洋風スープ』です。では、食育クイズです。

 トマトには旨味を感じる成分がたくさん含まれています。トマトと同じ旨味成分を多く含む食べ物は次のうちどれでしょうか?

 1番 セロリ
 2番 りんご
 3番 昆布


 今日の献立:丸パン メンチカツ 添えレタス トマトとまめの洋風スープ レモンヨーグルト 牛乳

 

 正解は、3番の昆布です。
 トマトには昆布と同じ「グルタミン酸」という、旨味成分が多く含まれています。昆布は、給食では”だし”をとるためによく使われています。だしは旨味です。だしの旨味をひきだすことで、塩分も控えることができます。今日のスープの味はどうでしたか?」

 今日のスープの材料は、トマト・キャベツ・しめじ・とうふ・ベーコン・金時豆・大福豆・大豆でした。野菜と豆類が入った食べ応えのあるコンソメ味のスープでした。いつもより塩分を控えめにしたスープになりました。福島県は塩分取り過ぎなので、いつもの給食も、薄味になるように心がけています。家庭でも、塩分の取りすぎにならないように気をつけてみましょう。

10月19日の給食

 今日の献立についてのお話でした。
 「今日は『日本型食生活の日』の献立です。主食は、ほくほくとした「栗」と「さつまいも」が入った『栗いもごはん』です。「栗」は秋の味覚の代表としてもあげられます。栄養豊富でおいしい栗は、古くから食べられていて、日本では、縄文時代の遺跡からも発掘されています。栗にはエネルギーの源となる炭水化物、体の免疫力をアップさせるビタミンCや食物せんい、疲労回復効果のあるビタミンB1など、一粒に栄養素がバランスよく含まれています。「さつまいも」も秋が旬の食べ物です。秋はおいしい食べ物が収穫される季節です。バランスのよい食事をしっかり食べて、実りの秋を楽しみましょう。」

 

今日の献立:栗芋ご飯 根菜の味噌汁 鶏肉の香味ソースあえ カブとキュウリの漬物 牛乳

 

 今日は揚げた鶏肉に、手作り香味ソースをかけて提供しました。香味ソースの中身は、生姜・にんにく・ねぎを油で炒め、しょうゆ、砂糖、米酢、で味付けをしました。ごはんに合う、食欲をそそる味付けになってます。鶏肉だけでなく、魚やとうふなどいろいろな食材にあうソースになっています。家庭でも作ってみませんか。

10月17日の給食

 今日は「米」についてのクイズでした。
 「秋は日本の主食『米』の収穫の季節です。そこで今日は、『ごはん』からクイズです。

 茶わん1杯のごはん(150グラム)の「米」の数は何粒くらいでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番   約300粒
 2番  約3300粒
 3番 約33300粒


 今日の献立:ご飯 豚汁 サバのごま衣焼き 海苔あえ 牛乳

 

 正解は、2番の約3300粒です。
 米の品種などによっても違いはありますが、茶わん1杯のごはん150グラムの米の数は、約3300粒です。米は昔から日本人の食事には欠かすことのできない大切な食べ物です。ごはんは、体や脳のエネルギーになります。いろいろなおかずと組み合わせてしっかりごはんを食べましょう。」

 

 新米の季節ですね。今年は特に夏が暑かったので、稲の管理が大変だったと聞きます。米ができるまで、田おこし、代かき、田植え、稲刈りなど、たくさんの手間がかかっています。1粒1粒無駄にしないで、感謝して食べていきたいですね。

10月16日の給食

 今日は『食料自給率』についてのお話でした。
 「私たちが食べている食べ物のうち、どのくらい日本国内でつくっているかを示す割合のことを食料自給率といいます。日本の食料自給率は、およそ40パーセントで、ほとんどの食べ物を輸入に頼っています。では、食育クイズです。日本の食料自給率を上げるためにできることはどれでしょうか?次のうちから選びましょう。1番食べ残しをしない2番主食をごはんにする3番地元産や国産を選ぶ

 正解は、1番、2番、3番の全部になります。食料自給率を上げるために、すぐにできることは、食べ残しをしないことです。そして、ごはんを中心に野菜をたくさん使った食生活を心がけ、地元でとれる(または国産の)旬の食材を選びます。朝ごはんもしっかり食べましょう。」


今日の献立:チキンカレー(麦ご飯) げんきサラダ ビーンズカル 牛乳

 

 学校給食では、地産地消を心がけています。八百屋さんや青果市場の方と連携して、なるべく地元のものを使うようにしています。さらに、地元で手に入らない食材は、国産の物を使うようにして、どうしても手に入らないものは外国産の物を使っています。家庭ではどうでしょうか?身近にある食材を使用することは、より安全安心につながると思います。家庭での食量自給率を調べて、見直してみませんか?

 

10月12日の給食

 今日は、「食品ロス」についてのお話でした。
 「10月は『食品ロス削減月間』です。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨ててしまう食べ物のことです。食べ物を捨てることは、もったいない上に、環境にも悪い影響を与えてしまいます。食品ロスは身近な問題で、日本では年間、約520万トンの食品ロスが発生しています。これは、1人あたり毎日茶わん一杯分のごはんを捨てている量に相当します。食べ残しや賞味期限切れなどによって捨てられる食品があります。食品ロスは一人ひとりの意識で減らすことができます。食品ロス削減月間を機会に、食品ロスを減らすために自分ができることは何かを考えて実践してみましょう。」

今日の献立:麦ご飯 なめこの味噌汁 ハンバーグの甘酢がけ もやしのカレーあえ 牛乳

 

 給食での食品ロスも時々話題になります。作る段階では、野菜の下処理の仕方や、子どもたちの食べやすい大きさに切ることで、残しを減らそうとか、食品を無駄なく使おうと心がけています。夏休みの宿題に出した「ごはんコンテスト」の作品を見ても、にんじんの皮を使用したりと工夫が見られる物もあり、家庭でも食品ロスについて考えていることがわかりました。これからも、身近な食品ロスをなくしていきましょう。

 

10月11日の給食

 今日は、かむことについてのお話でした。
 「今日は、「かみかみ献立の日」です。今回は『ひみこのはがい~ぜ』から、3番目の「こ」を紹介します。「こ」は「言葉の発音がはっきり」の「こ」です。よくかむことは口のまわりの筋肉を使うので、表情が豊かになり、口の動きがスムーズになります。また、口のまわりの筋肉を使うと発音よく話をすることができるようになります。はっきりとした発音はとても聞きやすいですね。毎日の食事で、よくかんで食べることを意識してみましょう。」

 

今日の献立:クリームスパゲッティ まめまめサラダ なし 牛乳

 

 今日の果物の「梨」は南相馬市のものでした。とてもみずみずしくて、おいしかったです。梨の品種は、幸水から始まりいろいろな種類があり、時期によっていろいろな味が楽しめます。

10月10日の給食

 今日は「目の愛護デー」についてのお話でした。
 「10月10日は目の愛護デーです。そこで今日は『目の愛護デー献立』です。目によい食べ物として、色のこい野菜「緑黄色野菜」があげられます。今日の給食には、緑黄色野菜の仲間のにんじん、ほうれん草、水菜が入っています。緑黄色野菜に含まれるカロテンは体の中でビタミンAになります。ビタミンAは、目や皮ふの粘膜の健康を保つのに大切な栄養素です。また、紫色の植物に含まれている色素「アントシアニン」は、目の疲れを和らげたり、視力低下を予防してくれます。目の健康のためには、食事から栄養を補うとともに、早く寝て、疲れた目をゆっくりと休めましょう。」

今日の献立:ご飯 サツマイモの味噌汁 鮭の塩焼き アントシアニンサラダ 牛乳

 

 今日は、季節の野菜をたくさん使いました。サラダには、白菜、みそ汁には、さつまいも、大根、ねぎです。旬の野菜は、みずみずしくて、味もとてもおいしいですね。さらには、栄養価も高くなります。これから涼しくなり、おいしい野菜も増えてきます。家庭でも、旬の新鮮な野菜を味わってみましょう。

 

10月5日の給食

 今日は、『煮しめ』についてのお話でした。
 「煮しめは日本の伝統的な家庭料理です。煮汁が残らないように時間をかけてじっくり煮ることから「煮しめ」といわれるようになりました。煮しめに使われる具材は地域や季節によって様々です。今日の煮しめには、肉・野菜・いも・昆布・魚の加工品のさつま揚げが入っていますので、炭水化物、たんぱく質、ビタミンやミネラルをまるごと体にとりいれることができます。秋野菜のだいこん、ごぼうのおいしさを楽しみながら食べてみましょう。」


今日の献立:麦ご飯 煮染め 五目納豆 一口りんごゼリー 牛乳

 

 今日は、「五目納豆」の具についてお知らせします。にんじん・ねぎ・キャベツ・ほうれん草・チーズ・ゆかりの素・糸かつお節でした。野菜やチーズが入り、納豆にさらに栄養がプラスされました。学校は、納豆と具をセルフで混ぜて食べますが、家庭では納豆に具を入れてよーくかき混ぜて食べるとさらにおいしいと思います。家にある野菜や、玉子焼きを入れてもおいしいですよ。試してみてください。

10月4日の給食

 今日は、『春巻き』についてのお話でした。
 「春巻きは、中国料理の点心のひとつです。点心とは、中国語で「軽食」や「間食」という意味で、主菜とスープ以外の料理を点心と呼びます。他にも、シュウマイ、餃子、小籠包も点心の仲間です。給食の春巻きは、調理員さん手作りの春巻きです。豚肉、たけのこ、干し椎茸、春雨を炒めて具を作り、一つ一つ丁寧に春巻きの皮で包んで、油でカリッと揚げました。春巻きの皮のサクサクの食感と具材のおいしさを味わってみましょう。」

今日の献立:タンメン 手作り春巻き グリーンカールレタス 牛乳

 

 手作り春巻きは給食の中で人気があるメニューです。給食室では、忙しいメニューなので、とても気合いを入れて、給食作りに臨みます。手をかけて作った分、皮がパリパリ、中の具の具合もちょうどよく仕上げて子どもたちへ提供できると、調理員さんたちはホッとします。そして、子どもたちから「おいしかった」の声が聞こえると、とても嬉しくなります。家庭でも「給食どうだった?」と感想を聞いてみてください。

10月2日の給食

 今日は麦ごはんについてのお話でした。
 「10月から給食のごはんには、月曜日と木曜日の週2回”麦”が登場します。麦には、白いお米には足りない栄養が含まれています。ごはんを炊くときに麦を混ぜると栄養がアップします。その栄養はビタミンB1です。麦の黒いみぞの部分に多くあります。他にも、お米よりも食物せんいが多く含まれています。食物せんいは、私たちの体の中の、いらないものを体の外へ出し、お腹の調子を整えてくれます。私たちが健康でいるために、食物せんいは必要なものです。よくかんで、麦ごはんを食べましょう。」

今日の献立:麦ご飯 味噌けんちん汁 アジフライ コーンとハムのサラダ 牛乳

 

 子どもたちに好きな献立アンケートを行うと、麦ごはんがあがってきます。ちょっと意外なのですが、「麦ごはんは体にいいんだよね。」という子もいます。きっと、家庭でそんな話題が出ることがあるのかなと思いながら、子どもたちの話を聞くことがあります。給食のごはんの量は家庭で食べるごはんの量よりも多いかもしれません。でも、子どもたちが成長するために必要な量なのでしっかりと食べてほしいなと思います。