こんなことがありました!

カテゴリ:給食

11月13日の給食

 今日は、じゅうねんについてのお話でした。
 「今週は、福島県産・南相馬市産の食材をとりいれた「地場産物活用週間」です。そこで今日は、福島県で昔から長く親しまれている食材『じゅうねん』についてお話をします。じゅうねんとは方言で、”えごま”のことを言います。「食べると10年長生きする」という言い伝えから、「じゅうねん」と呼ばれています。じゅうねんには、血液をサラサラにする効果があり、健康食品として注目されています。今日は、旬野菜のほうれん草をじゅうねんで和えました。福島県の伝統的な郷土料理、『じゅうねん和え』を食べてみましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 サツマイモの味噌汁 鮭の塩焼き じゅうねん和え 牛乳

 今日の福島県内産の食材は、「ごはん、ほうれん草、もやし、豆腐、さつまいも、だいこん、こねぎ、トマトジュース(みそ汁に入ってました)」の8品目でした。今日の食材は、15品目だったので、53%の県産品を使用したことになります。地元の食材は、新鮮でおいしさが違います。これからの季節は、地元の冬野菜が多く出回るので、給食でも大活躍です。家庭でも、地元の食材を多く食べてみましょう。

11月10日の給食

 今日は、『手作り肉団子スープ』についてお話でした。
 「「肉団子」は、調理員さんが手作りしました。肉団子をおいしく作るために、刻んだねぎやおろししょうがを入れて、肉のくさみをとるように工夫しています。また、豚ひき肉の他に、水分をしぼった”豆腐”を使っています。豆腐を使うと、フワフワした食感になります。栄養的にも、肉だけの団子よりも、脂肪をおさえることができます。また、スープには、にんじん、白菜、もやし、ほうれん草、きくらげが入っています。これから寒い季節となりますね。具だくさんの汁物を食べて、体を温めましょう。」

 

今日の献立:食パン 県産桃ジャム 手作り肉団子スープ マカロニサラダ ミニトマト 牛乳

  具だくさんスープは、野菜をたくさん取ることができ、体も温めるので朝ごはんにぴったりの料理ですね。これからの季節は特に寒くなるので、おすすめします。朝忙しい、という方も、インスタントの汁物に、電子レンジで加熱した野菜を入れるだけでもいいと思います。前の日に多く作る事もいいかなと思います。体を温めて、子どもたちを学校へ登校させてもらえるといいなと思います。

11月9日の給食

 今日は、『バーベキューソース』についてお話でした。
 「今日のバーベキューソースの材料は、玉ねぎ、にんにく、しょうが、りんご、しょうゆ、砂糖、みりん、みそです。りんごが入っているので、さわやかな甘みがありますね。今日は、焼いた豚肉にかけていますが、肉以外にも、焼いた魚や唐揚げ、ゆでた野菜にかけてもおいしく食べられるソースです。果物は、そのまま食べても、もちろんおいしいですが、今日のように、料理の隠し味としても使われることも多いです。ソースやドレッシングなどを手作りにすると、料理のレパートリーが増えます。みなさんも、オリジナルのソースやドレッシングを作ってみてはいかがでしょうか。」

今日の献立:麦ご飯 ニラのとろみ汁 豚肉のバーベキューソース 添えキャベツ 牛乳

 

 今日は、子どもたちに人気の「豚肉のバーベキューソース」でした。豚肉も人気がありますが、今回のようなタレが子どもたちは大好きなようです。配缶後に残ったタレをおかわりしたがる子が多く、なかには、ごはんにタレをかけて食べている子もいます。給食室では、バーベキューソースの他に、生姜だれや甘辛醤油だれ、ねぎだれやリンゴソースなどいろいろなタレを手作りします。家庭でも特性ダレを作ってみませんか。

11月8日の給食

 今日は、秋の味覚『柿』のお話でした。
 「「柿が赤くなると医者が青くなる」という"ことわざ"があります。柿には、果物にはめずらしいカロテンが含まれています。皮膚や目を健康に保ち、病気に負けない丈夫な体を作ってくれる果物だからです。では、ここで食べ物クイズです。柿と同じ"ことわざ"の食べ物があります。それは次のうちどれでしょう?

 1番 トマト
 2番 いちご
 3番 すいか

今日の献立:スパゲッティミートソース グリーンサラダ 柿 牛乳

 

 正解は、1番トマトです。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざもあります。今日は、旬の果物『柿』を味わってみましょう。」

 

 今日は年に1度給食に出る「柿」でした。調理員さんは丁寧に洗ったあと消毒してすすぎ、皮をむいて、1/6にカットします。今日は65個の柿をむいてカットしました。とても手間がかかりますが、子どもたちのためにと一生懸命頑張っていました。子どもたちの中には、柿が苦手な子もいましたが、少しでも口をつけてほしいなと思って声をかけました。みなさんのお子さんはどうでしたか?ぜひ、家庭で聞いてみてください。

11月7日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「今日は、『豆腐』についてのクイズです。豆腐の数を数えるとき、何と数えるでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番「枚」
 2番「膳」
 3番「丁」

今日の献立:ポークカレー 豆腐のサラダ 牛乳

 

 正解は、3番の「丁」です。
 丁には、偶数の意味があります。以前は、豆腐一丁が豆腐2個分をあらわしていました。現在では、1パックの豆腐を一丁と呼ぶようになりました。これ以外にも「丁」は、市や街の区分をあらわしたり(1丁目)、本の紙(表裏2ページ分)を示したりします。豆腐は消化が良く、たんぱく質やカルシウムをたくさん含んでいます。給食ではいろいろな料理に使われています。今日は、サラダで豆腐を味わってみましょう。」

 子どもたちは、休み明けの給食が「カレーライス」だとテンションが上がるようです。学校のカレーはおいしいとアンケートを取っても、すきな献立ベスト3に必ず入ってきます。材料は家庭とあまり変わらないのですが、大量の材料を炒めて煮込んでいると、おいしいうまみが出てくるのかもしれませんね。今日は隠し味に、相馬農業高校の生徒さんが作った「トマトジュース」を入れています。今日も、子どもたちは、ニコニコ笑顔で食べていました。

11月2日

 今日は、『菊花和え』についてお話でした。
 「菊は秋を代表する花として、日本では古くから親しまれ、日本料理の飾りとしても使われています。食用の菊の花には、疲れ目を和らげる働きや、かぜのひきはじめにも効き目があると言われています。秋の季節、菊の花びらを使ったおひたしや和え物など、いろいろな菊料理が各地で食べられています。今日は、ほうれん草ともやし、糸かまぼこと一緒にごま和えにしました。秋の味覚「菊花和え」とともに、主食の「ごはん」、主菜の「鶏肉とごぼうのつくね」、汁物の「舞茸のすまし汁」の献立を秋の恵みに感謝しながらいただきましょう。」


今日の献立:麦ご飯 まいたけのすまし汁 鶏肉とごぼうのつくね 菊花和え 鉄っこひじき 牛乳

 

 11月に入り、給食では秋の食べ物が毎日のように取り入れられています。菊花あえは、給食で年に1回提供します。子どもたちは、菊の花を食べる機会があまりないのでびっくりしている子もいましたが、ほうれん草やもやし、かまぼこも一緒に入ったあえ物だったので、なんとか食べていたようです。給食では、食文化の継承も考え、昔から食べられている料理も提供していきたいと思っています。

 

11月1日

 今日は、食べ物クイズでした。
 「今日は、秋が旬の『さつまいも』からクイズです。さつまいもは次のどの部分を食べているのでしょうか?
 1番 葉っぱ
 2番 茎
 3番 根っこ

 

今日の献立:チャンポンメン キャベツとキュウリのレモン漬け 焼き芋 牛乳


 正解は、3番の根っこです。
 さつまいもはじゃがいもとちがう部分を食べています。ちなみにじゃがいもは地下の茎の部分を食べています。さつまいもが甘いのは、エネルギーのもとになる「デンプン」が加熱によって「糖」に変わるからです。さつまいもには、食物せんいが多く、お腹の環境を整える働きがあります。おやつなどでもたくさん食べてほしい食品です。今日の給食は、給食室のスチコンで焼いて”焼きいも”にしました。ほんのり甘い焼きいもをよく味わって食べましょう。」

 今日は、季節の食べ物、さつまいもを使った焼き芋でした。季節の食べ物は、おいしくて栄養価も高いものとなります。今日は、さつまいもの味が感じられるように、シンプルな料理になってます。口に詰め込みすぎないように、牛乳を飲みながら、子どもたちも味わって食べていました。

10月26日の給食

 今日は魚についてのお話でした。
 「今日は『いちおし献立』です。主菜は『いわしのかば焼き』です。小さな骨に気をつけながら食べましょう。みなさん魚は好きですか?魚には、たんぱく質だけでなく、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった体によい脂が多く含まれています。肉の脂は冷めてくると白く固まりますが、魚の脂は透明なままで固まりません。魚の脂はみなさんの体の中に入ると血液をサラサラにします。また、魚の脂は脳の働きをよくするといわれています。みなさんの朝ごはんや夕ごはんにも、魚料理を食べるとよいですね。」

今日の献立:麦ご飯 かき玉味噌汁 イワシの蒲焼き 油揚げのカリカリあえ 牛乳

 

 給食で魚が出るとき、特に低学年には、「魚が海を泳ぐためには骨がないと体がピーンとまっすぐにならないから泳げなくなるんだよ。だから魚には骨があるから気をつけて食べよう。」と伝えてます。最近は、骨があったよと見せてくれる子どももいます。「よくかんで食べると、骨があっても口から出すことができるね、えらいね」と褒めます。経験によって子どもたちは覚えていくんだなぁと感じることができます。ぜひ、家庭でも魚を食べて、子どもたちの食べる様子を見てください。

10月25日の給食

 今日は『ゆべし』のお話でした。
 「「ゆべし」は東北から北関東を中心に昔から伝わる郷土の和菓子です。もともとは柚子を使った和菓子が由来で「柚餅子」と書きます。柚子やくるみの実を使った餅菓子ですが全国各地でいろいろな形・味・作り方があるそうです。福島県ではあん入りの「ゆべし」がよく作られています。今日は、調理員さんの”手作りあんゆべし”です。スチームコンベクションで蒸しあげて作りました。調理員さんたちが、ひとつひとつ心をこめて作った郷土の和菓子をみんなで味わいましょう。」


今日の献立:わかめうどん キャベツのツナあえ 手作りあんゆべし 牛乳

 

 ゆべしの作り方を紹介します。鍋に少量の水と砂糖、醤油を入れて、砂糖を煮溶かします。火を止め、規定量の水を入れ、小麦粉をダマにならないように入れ混ぜます。そして、ざるでこします。アルミカップにあんこを入れて、こした液を入れて、蒸すとできあがります。ポイントは、液がダマにならないようによく混ぜることです。ミキサーを使うととてもなめらかになります。作ってみたい方、分量を知りたい方は学校へ連絡ください。

 

10月24日の給食

 今日は、『しょうが』についてのお話でした。
 「しょうがには体を温めてくれる働きがあります。加熱したしょうがは血液の流れをよくする作用があるため、体をぽかぽかにし、冷え性の改善や代謝向上などに効果があります。その他には、菌をやっつける殺菌作用やにおいを消す消臭効果、肉をやわらかくする働き、食欲をアップさせる効果などもあります。今日は「豚肉の生姜ダレかけ」に、隠し味にしょうがを使った「のっぺい汁」です。朝晩、寒くなってきました。食べる事は体温を上げる効果もあります。しっかり食べて体を温めましょう。」


今日の献立:ご飯 のっぺい汁 豚肉の生姜ダレかけ マカロニサラダ 牛乳

 

 今年の夏は長いなと思っていたら、急に寒い日がやってきました。体が追いつくのが大変なくらいでしたね。食べ物で体の調子を取り戻しましょう。秋はおいしい物がたくさん出回ります。そして、冬に向かって、体を温めてくれる食材も多くなります。家庭でも体がポカポカするおいしい料理を食べて、風邪などひかないように注意しましょう。