こんなことがありました!

カテゴリ:給食

11月29日の給食

 今日は、『肉団子のもち米蒸し』についてお話でした。
 「肉団子のもち米蒸しは、ひき肉と野菜を入れた肉団子に、もち米をまぶして蒸した料理です。中国の広東料理の点心のひとつで、「珍珠丸子(チェンズワンズ)」と言います。日本では、蒸したもち米がきらきらと真珠のように輝いて見えることから「真珠蒸し」とも呼ばれています。肉団子のもち米蒸しは、調理員さんの手作りです。寒さが厳しくなってきた給食室で、冷たいひき肉と野菜を一生懸命手でこねて、種を人数分、数えながらきれいに丸め、水に浸したもち米をまぶし、スチームコンベクションで蒸して仕上げました。今日は、『肉団子のもち米蒸し』をよく味わいながら食べましょう。」

今日の献立:味噌ラーメン 肉団子の餅米蒸し みかん 牛乳

 

 今日の「肉団子のもち米蒸し」の材料は、鶏挽肉3kg、豚挽肉7.8kg、炒めた玉ねぎ8kg、おろし生姜200g、しょうゆ600g、三温糖100g、ごま油200g、片栗粉400g、塩100g、もち米4kg使用しました。大変な作業ですが、とてもおいしくできあがりました。子どもたちもおいしそうに食べてくれたので、嬉しくなりました。

11月28日の給食

 今日は、『ほうれん草』についてのお話でした。
 「ほうれん草には、ビタミンAが多く含まれています。ビタミンAは、かぜの予防や目の働きを助けてくれたり、肌の調子をよくする役割があります。また、ほうれん草には、無機質の鉄も多く含まれています。鉄は貧血予防の効果があります。ほうれん草のような緑の葉の野菜は、寒くなるとおいしくなる物がたくさんあります。ほかの緑の葉の野菜にも、ビタミンAや鉄などが多く含まれています。旬をむかえたほうれん草は栄養価も高くなります。みなさんの成長や健康のために、おいしい旬の野菜をたっぷり食べましょう。」

 

今日の献立:ご飯 具だくさん汁 サバの生姜煮 ほうれん草のきなこ和え 牛乳

 最近は、葉物野菜が少し安くなり、料理に使いやすくなりました。今日は、地元のほうれん草でした。茎がしっかりとしていて、緑色が濃くて、栄養がたっぷり入っている感じがしました。寒くなってくると野菜の甘みが増します。ぜひ、家庭でも旬の野菜を食べて、おいしさを味わってみましょう。

 

11月27日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「今日は、チキンライスにたまご焼きのシートをのせて食べる『セルフオムライス』です。では、「オムライス」から食育クイズです。オムライスは、どこの国が発祥の料理でしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 フランス
 2番 日本
 3番 イタリア

 今日の献立:セルフオムライス トマトケチャップ もずくスープ グリーンサラダ 牛乳

 

 正解は、2番の日本です。
 洋食屋さんの定番メニューで日本人が大好きなオムライスは、オムレツでライスを包むから「オムライス」と名付けられた和製英語です。「オム」とは、薄焼きのたまご料理という意味のオムレットからとられたものです。今日は、トマトケチャップで文字や絵を描いて楽しく食べましょう。」

 今日は、教職員の研究会のため、給食時間が早く、食べて帰りの会をしたらすぐに下校でした。なんとなくバタバタとした給食時間になりましたが、子どもたちは、それなりに、ケチャップで顔を描いてみたり、文字を書いてみたりしていたようです。楽しく食べることは食欲もわいてきて、とてもいいですね。家庭でも、たまには、食事に楽しいことを取り入れると、会話も弾んでいいですね。

11月22日の給食

 今日は「ごまおはぎ」の作り方のお話でした。
 「今日は給食の"ごまおはぎ"ができるまでを紹介します。まず、おはぎの中に入れる"あんこ"を丸めて、あん玉を作ります。次に、もち米であん玉をつつみます。あんこが外にでないようにつつむのが、少しむずかしい作業です。最後に、もち米のまわりに、すりごまをまぶせば出来上がりです。給食では、すべて手作りなので、たいへん時間がかかります。調理員さんは、みなさんがおいしく食べてもらえるように手際よく作業をしています。感謝していただきましょう!おはぎが苦手な人も、昨年よりも、ちょっと多く食べてみましょう。」

今日の献立:肉うどん 大根の浅漬け ごまおはぎ 牛乳

 

 1年に1回の「ごまおはぎ」だったので、調理員さんたちは、朝から気合いを入れてました。1つ1つ丁寧に作業をして、子どもたちが食べやすいように、アルミカップに入れて配食しました。おはぎは、苦手な子も多いのですが、1年に1回給食で出るので、少しずつ食べる量が増えてくれるといいなと思っています。

 

11月21日の給食

 今日は『和食』についてのお話でした。
 「平成25年、日本人の伝統的な食文化である『和食』が無形文化遺産に登録されました。11月24日は「いい日本食」という語呂合わせから「和食の日」とされています。日本は、海や山などの豊かな自然に恵まれており、新鮮な旬の食材や旨味たっぷりの発酵食品があります。そして、ごはんを中心とした食事は栄養バランスも良く、和食は日本が世界に誇る文化のひとつです。日本の秋は実りの季節であり、自然に感謝し、来年の豊作を祈る祭りなどが全国各地で行われます。そんな秋の日に和食文化についての認識を深め、改めて大切さに気づいてほしいという思いが込められているそうです。今日は、和食を組み合わせた献立です。給食を食べながら和食について考えてみましょう。」

今日の献立:ご飯 かき玉味噌汁 赤魚の竜田揚げ ひじきの炒め煮 牛乳

 

 今日は和食の献立だったので、子どもたちは食べてくれるかな?とちょっと心配でした。でも、魚も生姜醤油の下味を付けて油で揚げてあったので、食べやすかったようです。ひじきの炒め煮は、ごはんに混ぜて食べている子もいて、おいしいと言ってくれました。かき玉みそ汁は、卵が入っていて飲みやすかったようです。ごはんとおかずを交互に上手に食べてくれるといいなと思いながら、給食時間に教室を見て歩きました。

 

11月20日の給食

 今日は食事マナーについてのお話でした。
 「残さず食べることも食事マナーのひとつです。残さず食べることで、感謝の気持ちをあらわすことができます。生き物の命をいただいていることへの感謝、食べ物を育てたり、漁をする生産者のみなさんへの感謝、食事を作ってくれる人への感謝です。毎日、当たり前に食事をしていますが、『たくさんの人や生き物に感謝の気持ちをこめて食べる』ことを忘れないようにしたいですね。」

今日の献立:麦ご飯 ジャガイモのそぼろ煮 県産厚焼きタマゴ 白菜とキュウリの漬物 牛乳

 給食では、食べるときのマナーについてお話しすることがあります。食器を持って食べる、ひじをつかないで食べる、食器の置き場所は大丈夫かななど、当たり前なちょっとしたことですが、子どものうちに身につけてほしいと思っています。家庭でも、時々食べる時のマナーについて考えてみましょう。

 

11月17日の給食

 今日の献立についてのお話でした。
 「『ふくしま健康応援メニュー』と『のまたん献立』の日です。健康応援メニューは、細切り野菜のスープ『コンソメジュリアン』です。主役の野菜は、南相馬市産の『キャベツ』です。そこで今日は、「キャベツ」についてのお話をします。キャベツは世界で最も古い野菜の1つです。日本では、大根の次に収穫量が多い野菜です。キャベツが育つ適温は15度から20度で、涼しい気候のもとで育ちます。キャベツはとれる時期によって、それぞれ歯ごたえや味に特徴があります。秋にとれるキャベツは、葉が柔らかく厚みもあり、生で食べても加熱してもおいしいのが特徴です。今日は、キャベツの旨味が溶け出たスープです。「コンソメジュリアン」は、朝ごはんにもおすすめの汁物です。」

今日の献立:コッペパン 県産梨ジャム コンソメジュリアン 鶏肉のトマトソースかけ
      県産一口とちおとめゼリー 牛乳

 朝ごはん調べは先週で終わりましたが、お子さんは、しっかりと朝ごはんを食べていますか?これから、朝の気温が低くなってくると、朝ごはんを食べて、体を温めることも大切になってきます。特に、汁物を食べてくるといいですね。インスタントの汁に、少し野菜や乾燥わかめや豆腐など入れると簡単ですね。ぜひ、子どもたちに、温かい具だくさん汁を朝ごはんで食べてきてほしいなと思います。

11月16日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「地域でとれた旬の食べ物を選ぶよさは何でしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 新鮮でおいしい
 2番 生産者の顔が見える
 3番 環境にやさしい

 

今日の献立:麦ご飯 豚汁 福島県産かじきカツ 辛子和え 牛乳

 

 正解は、1番、2番、3番すべてになります。
 地域でとれた旬の食べ物は、収穫したばかりのものが店頭に並ぶことも多く、新鮮でおいしいものが食べられます。また、生産者が近くに住んでいることもあり、直接会ったり、食材のことを聞いたりすることができます。そのうえ輸送にかかるエネルギーが少なく、二酸化炭素(CO2)の排出量も減らすことができます。給食から、今日の地元の旬の食べ物は何かな?と探してみましょう。」

 今日の給食で使用した県産の食材は、「ごはん、カジキ、キャベツ、もやし、豆腐、だいこん、白菜、ねぎ、トマトジュース」でした。旬の野菜を、料理法を変えたり、味付けを変えたりしながら、おいしく食べられるように献立は考えられています。きっと、みなさんの家庭でも工夫をして食べていると思います。給食の献立を時々参考にしてもらえると嬉しいですね。

 

11月15日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「今日は、『のまたん献立』です。今日は、南相馬でたくさん作られている野菜、『ブロッコリー』からクイズです。ブロッコリーはおもにどこの部分を食べているでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 実
 2番 つぼみ
 3番 葉っぱ

今日の献立:広東麺 ブロッコリーサラダ りんご 牛乳

 

 正解は、2番のつぼみです。
 ブロッコリーは、おもにつぼみを食べる野菜です。収穫をしないでそのままにしておくと、黄色い小さな花が咲きます。茎もかたい部分を取り除くと、捨てずに食べられます。ブロッコリーは、カロテンやビタミンC、カルシウム、鉄、食物せんいが豊富な緑黄色野菜です。今日のブロッコリーサラダには、南相馬市産のキャベツとパプリカも使われています。新鮮な南相馬の野菜をたっぷり使ったサラダを食べてみましょう。」

 今日の果物は、りんごでした。いつものように、1個1個手洗いで3回洗い、消毒をして、流水ですすぎました。それから、皮をむいて、1/6にカットして、芯を除きました。今日は66個のりんごを使用したので、大変でしたが、子どもたちのために一生懸命作業をしていました。おいしく食べてもらえるととてもうれしいですね。

11月14日の給食

 今日は、ハヤシライスに使われている『トマト』についてお話でした。
 「今日のハヤシライスには、福島県産のトマトと相馬農業高校の生徒さん特製の「トマトジュース」が使われています。トマトには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。熟したトマトを食べると、みんなが健康になり、病院にいく必要がなくなってしまうと言われるぐらい、トマトには優れた栄養成分がたっぷりと含まれています。また、トマトには、昆布と同じ旨味成分”グルタミン酸”も多く含まれているので、料理の隠し味に使うと、おいしさがアップします。相馬農業高校のトマトジュースは、加熱加工して作られているため、甘味もアップしています。今日は、トマトのパワーたっぷりのハヤシライスを味わってみましょう。」

 

 
今日の献立:ハヤシライス 水菜のサラダ 牛乳

 

 今日のハヤシライスには、高平地区の美野里ファームで作られた「パプリカ」を使用しました。赤や黄色やオレンジ色の立派なパプリカが納品されました。ハヤシライスの中に入って、煮込まれたので、パプリカが苦手な子でも知らないうちに食べていたようです。「今日のハヤシライス、どうだった?」と話題にしてみてください。